「06年夏の甲子園」田中将大擁する駒大苫小牧を追い詰めた青森山田! (2/2ページ)

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青森山田に優秀な控え投手が1枚いれば、また違った展開になっていたと思われるが、それでも長短16安打で最大6点差を跳ね返した底力はまさに圧巻。王者の貫禄であった。

 この激闘を制した駒苫は続く準々決勝でも東洋大姫路(兵庫)に0‐4から5‐4の大逆転劇を演じると、準決勝では強打の智弁和歌山相手に2回途中からリリーフ登板した田中が被安打4、1失点の好投で7‐4で勝利し、ついに決勝戦へと進出。戦前の31~33年にかけて中京商が唯一達成した夏の大会3連覇に王手をかける。

 だが、そこに“ラスボス”として現れたのが“ハンカチ王子”ことエース・斎藤佑樹擁する早稲田実(西東京)。緊迫した投手戦で延長15回規定により引き分け再試合。翌日も激闘を繰り広げるが、駒苫は3‐4で屈することになるのだった。

(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=

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