『Heaven?』福士蒼汰の棒演技が再評価で視聴率復活か?

日刊大衆

『Heaven?』福士蒼汰の棒演技が再評価で視聴率復活か?

 石原さとみ(32)が主演を務めるドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で、これまでの出演作品で微妙な評価を受けていた福士蒼汰(26)の演技が、シェフドラン(上級ウェイター)である伊賀観のキャラに合っていると、一転して好評な声を集めているようだ。

 福士蒼汰は2011年に俳優デビューし、同年9月放送開始の特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)の主演に抜擢されてブレイク。その後、NKHの連続テレビ小説あまちゃん』で、主人公の初恋の相手である種市先輩を演じたが、「セリフが棒読み」などと一部の視聴者から厳しい評価を受けていた。

 さらに、フジテレビ系の“月9”ドラマ『恋仲』で主人公の三浦葵を演じると、ヒロイン役の本田翼(27)と2人そろって、「ラブストーリーなのに相手のことが好きだという感情が伝わってこない」などと、棒読み演技がたびたびネットなどで話題になっていた。

 ところが、福士が『Heaven?』で演じている伊賀観は、笑顔が苦手な男で何を考えているか分からない演技が求められるキャラ。視聴者は放送開始当初こそツイッター上で「目を見開いた演技と、うわずった棒読みセリフでガッカリ」などと、伊賀を演じる福士に批判的な声が多かった。しかし、回を追うごとに「棒読みだから伊賀くんみたいな淡々としたキャラクターの役が合うのかな」などと、福士の演技を評価する声が増えてきているのだ。

 7月23日放送の第3話では、伊賀の母・勝代(財前直見/53)が店にやってきて、長崎に連れ戻そうとするという展開。主人公の黒須仮名子(石原さとみ)に似た、自分勝手にふるまう母親に育てられたおかげで、伊達が現在のような性格になったことが判明した。感情を出さない福士の演技が、うまく母親の傍若無人さを際立たせていた。

 2週連続でダウンして1桁台になった視聴率だけでなく、福士の棒読み演技がどこまで視聴者に受け入れられるか、気になるところだ。

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