コード決済の1つの未来がここに、LINE Fukuokaが木の葉モール橋本でモバイルオーダー&LINE Pay決済の実証実験 (4/4ページ)

AolNews

公式アカウント(LINE@)なので、今後は木の葉モール橋木のの公式アカウントから同モールのフードコードだけで使えるクーポンなども配布できる。

LINEを使っていれば、別アプリのダウンロードやインストール、そして別アカウントを作る必要がないのは他社のコード決済にはない特徴だ。運営側はLINE@を作るだけで運用できるので、ショッピングモールや、各地域の商店街・商店会に限定した経済圏を手軽に構築できるポテンシャルもある。

いまだ殴り合いの還元合戦を全国規模で繰り広げているコード決済。個人的にはその行き着く先は、独自経済圏の構築と独自の信用スコアを活用した少額融資(ローン)だと考えている。

独自経済圏という文脈では、今回のLINEインフラを利用した木の葉モール橋本にも注目だが、Origami PayがLEXUS Origami PayとしてLEXUSオーナー限定のスマホ決済サービスを展開している(現在、新規の申し込み受付は停止中)。ファミリーマートのファミペイも、これまでファミマTカードユーザーの特典だった、ファミチキの数十円引きなどファミペイユーザーに移行した。少し意味合いが違うが、PayPayは8月28日まで虎ノ門・西新橋の加盟店限定で20%還元を実施している。

独自の信用スコアとしては、LINEはLINE Score、PayPayはグループ会社がJ-Scoreを提供している。そしてメルペイでは、eKYC(オンライン本人認証)や口座連携で本人確認が済んでいる利用者向けに、メルカリやメルペイでの取引実績に基づいて与信枠が設定された実質的な少額融資「メルペイあと払い」のサービスをすでに提供中だ。KDDIでは、別途審査が必要ながらau WALLET残高にチャージしてau Payなどで使える少額ローンの「au WALLET スマートローン」を提供中だ。

セブン&アイ・ホールディングスの独自コード決済である7payの大失策で、話題がセキュリティに偏り気味のコード決済。しかし、大盤振る舞いの還元合戦の先を見据えた戦いはすでに始まっている。

この記事はTechCrunch Japanからの転載です。

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