「第62回夏の甲子園」一大旋風を巻き起こした早稲田実の荒木大輔投手 (2/2ページ)

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スーパーアイドル・荒木大輔が誕生した瞬間であった。この後、荒木擁する早実は2回戦で東宇治(京都)を9‐1(荒木は9回1/3を投げて零封)、3回戦で札幌商(現・北海学園札幌=南北海道)を2‐0、準々決勝で興南(沖縄)を3‐0、そして準決勝も瀬田工(滋賀)を8‐0と降してなんと決勝戦まで進出。この間、荒木は大会記録である45回無失点に並ぶまであと2アウトという快投を披露していた。だが、決勝戦で優勝候補の横浜(神奈川)の前に1回裏の1死後についに失点。試合も4‐6で敗れ、惜しくも優勝には手が届かなかった。荒木はこのあと5季連続甲子園出場という快挙を成し遂げるが、結果的に1年生時のこの準優勝が最高成績となるのである。

(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=

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