佐々木朗希、怪物中の怪物!「プロ入り」と「メジャーリーグ挑戦」青写真

日刊大衆

写真はイメージです
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「潜在能力は大谷翔平以上ですよ」 夏の甲子園・岩手県大会。メジャーのスカウトも絶賛し、誰よりも話題になったのが大船渡高の佐々木朗希投手(17)だ。

 彼が一気に時の人として“全国区”になったのは、4月6日のU18代表合宿でのことだった。「大谷が7年前に出した160キロを超える“高校生最速”163キロのストレートを放り、球界に衝撃が走りました」(スポーツ紙記者)

 “令和の怪物”と呼ばれる佐々木について、岩手の高校野球関係者が語る。「陸前高田で生まれた佐々木は、東日本大震災で大船渡の小学校に転校しています。すでに中学で異質の才能を発揮していました。プロの東北担当スカウトが目をつけていたくらいです。高2で150キロ超の速球を投げて驚いたのが懐かしいです。いったい、どこまで成長するんでしょうか」

 佐々木自身の成長とともに注目度も増す中で迎えた県大会。その3回戦では軽々とノーヒットノーラン(6回参考記録)をやってのけた。その投げっぷりに、カブスのダルビッシュ有が「自分なんかとはポテンシャルが違いすぎます」とツイッターで絶賛。続く4回戦ではヤンキースのスカウトが視察し、甲子園で投げる前から世界が注目する右腕となった“令和の怪物”。気になる今後の進路を、前出のスポーツ紙記者が明かす。「本人には、早くメジャーに行きたいという考えはないみたいです。まずは日本のプロ野球を目指す、ということなんでしょう」

 その場合、ドラフトで競合になるのは必至だ。「“のびしろがある”という評価もスカウトたちは一致していて、欲しくない球団はないでしょう」(前同)

 その才能に疑う余地のない佐々木。彼について、ベテラン記者がソフトバンクの王貞治会長に聞いたところ、「投手としては大谷より上の逸材だね。ただ、スカウトが撮った映像を見た限りでは、未完成で体がまだできていないから、今は球速だけを追い求めないほうがいいよね。変化球も良いし、大丈夫だと思うけど」と、話したという。

 7月25日に行われた県大会の決勝戦。前日の準決勝を投げた佐々木は登板せず、強豪・花巻東に敗れ、中学からの同級生と甲子園出場という夢はかなわなかった。だが、佐々木の評価が変わることはなく、プロ入り後、早ければ5年でメジャー移籍という可能性もある。王会長も認める、球界を背負うであろうサムライ選手。その成長に要注目だ。

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