吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(2)武闘派芸人が闇のサポート (2/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2019年 8/8号
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岡本昭彦
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吉本興業
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裏社会
今回の騒動でも岡本派として知られるマネージャーが「加藤の乱」に乗じようとした担当芸人に「お前、調子乗っとったら食えへんようにするからな」と、反岡本の動きに釘を刺すひと言を放っていたと話題になっている。パワハラ発言は決して岡本社長だけの問題じゃないんですよ。
C 吉本内部では騒動を収束させるためにさまざまな懐柔策が行われていると聞いています。
A 確かに今、社内接待は活性化してますね。ある社員は岡本社長の会見の晩、岡本派として知られる上司に誘われ、会社近くの高級焼肉店で「好きなだけ食っていい」と言われて「不満があったら何でも言えよ」と念を押されたとのこと。「5年ほど一緒に働いて、初めておごってもらった」と言ってました。
D 実はある情報番組のディレクターが、「岡本社長の会見があった翌日に吉本の幹部の方から、いきなり飲みに誘われた」と言ってました。数日後に同席したところ、意外にも「今後も吉本社内のイザコザを一切遠慮せずに報道してほしい」と言われたとのことで「何か思惑があるのでは」といぶかっていましたよ。
C そんな話を聞くと「いろいろごまかしたいことがあるんじゃないか」と勘ぐってしまいますね。芸人と反社会的勢力の関わりだけでなく、吉本が会社として振り込め詐欺グループのダミー会社と接点があったとの疑惑も、ネット上で根強くささやかれていますし。
E 「闇営業問題」の当初から、宮迫、亮、スリムクラブらが反社会的勢力と接触する写真が公開されて世間は大騒ぎしていましたが、今、「最もヤバイ1枚」になりうると注目しているのが岡本社長と暴力団幹部のツーショット写真。どこで撮られたものかわからないし、親密交際を証明するものではない。そのうえ、合成写真の可能性すら否定できないのですが、「半グレの人間からスマホの画面で写真を見せてもらった」と証言するライターが複数いるんです。世に出るのも時間の問題ともっぱらですよ。
A それ、反岡本派が仕込んだ謀略かもしれませんよ。
B もはや闇営業の現場に行くより怖い会社かも‥‥。
<座談会メンバー>
A:吉本マネージャー/B:吉本芸人/C:フリージャーナリスト/D:民放キー局社員/E:元吉本スタッフ