吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(2)武闘派芸人が闇のサポート (1/2ページ)

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吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(2)武闘派芸人が闇のサポート

──これほどまでにダウンタウンファミリーに権力が集中するようになった理由は?

A もともと大阪のローカル企業だった吉本興業が全国区で事業を展開できるようになったのは、90年代前半のダウンタウンの「東京進出成功」があってこそ。結果、彼らのマネージャーだった大崎、岡本コンビの功績も際立つようになったんですよ。

B 松本さんが「岡本社長は20年前から言葉遣いが横暴になった」と「ワイドナショー」で指摘していたけど、岡本社長が現在の地位まで成り上がった背景には、ある芸人の「闇のサポート」があったとお笑い業界で根強くささやかれている。

E ひょっとして、「あの人」を使って周りを黙らせてたって話?

B ご存じでしたか。90年代半ばから岡本社長は親密だったその武闘派の芸人に鉄砲玉の役割を担わせて、数多くの反岡本という社員と芸人をシバいてきたって話で──。さらにその芸人は岡本社長の周辺にファンの女の子を「上納」していて、岡本グループの結束に大きく寄与したって。結果、岡本社長は大出世を遂げ、その芸人も誰もが知る売れっ子になった。50代以上の先輩芸人の中には「社員に女をあてがって仕事をもらえる時代があった」と証言する方も少なからずいる。

A まさしく「悪しき伝統」なのだろうけど、確かに昔の吉本で出世をもくろむ社員の中には、自分の意見を通すための暴力装置として芸人を扱うような風潮もあった。協力的な芸人にはおいしい仕事を優先的に回し、しっかりと金でバックしていたんです。同僚を出し抜きたい社員がどれだけ血気盛んな芸人を舎弟として囲えるかを競っていたという、今では考えられない時代もありましたね。

──そうした慣習が、宮迫が暴露した「テープ回してへんやろな」発言などのパワハラ言動につながっているのでしょうか?

A ずいぶんおとなしくなったとはいえ、今でもノリは相当な部分で同じかもしれない。

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