７月２９日放送の『しゃべくり００７』（日本テレビ系）にＶ６の年長組、トニセンの坂本昌行（４８）、長野博（４６）、井ノ原快彦（４３）が出演し、４０代アイドルの現状を語った。デビューから２５年、すでに全員が４０歳を超えているトニセンに、くりぃむしちゅーの有田哲平（４８）から「アイドルなんですか？」と質問された井ノ原は「（アイドルに）資格とかないんで。言っちゃったもん勝ちですから」と苦笑いで答えた。

　ライブではダンスや歌など年齢を感じさせないパフォーマンスでファンを魅了しているトニセンだが、唯一“バク転”は「最後にやったの２年ぐらい前ですかね」と、最近は控えるようになったと語った。その理由を長野は「いやぁ、ケガしますよ」と答え、坂本は「３０歳を超えて（バク転の）スタンバイに入ると、客席が“ザワザワ”し始めるんです」とファンから心配されるようになってしまい、成功しても会場中に「安堵の空気が流れる」と明かした。井ノ原も「だからまあ、歓声じゃなくなったときから、ヤメたほうがいいんじゃないかな」と思うようになったと答え、スタジオの笑いを誘った。

　他にも若い頃に比べると変わってきたことがあるといい、その一つにファンが手作りしたうちわに書かれている“投げキッスして”などのコメントに井ノ原は「２０代の頃はそういうのを見ても照れがあって、なかなかできなかったんですけど、（うちわを）作っている姿とか想像したら、やってあげようと思って」と、ファンのお願いはなるべく叶えてあげるようにしていると明かした。ＭＣであるくりぃむしちゅーの上田晋也（４９）から「今のほうが恥ずかしくない？」と聞かれると、坂本は満面の笑みで「むしろ楽しい」、井ノ原は「ありがたいなぁと思って」と答えた。

　また、最近の後輩との関係について聞かれると「礼儀正しい」と感心していると語り、舞台を見にきてくれた後輩のＪｒ.が「つまらないものですけど」と必ず手土産を持ってくるといい、自分たちは先輩に対してそういうことをしたことがないと振り返った。そして、坂本が「誰に教わったの？　滝沢（秀明）でしょ？」とＪｒ.に尋ねると、否定しなかったと続けた。

　アイドルとはいえ、大人の男の魅力満載なトニセンのまったりトークに、視聴者は「トニセンはアイドルでした。全くもってアイドルでした」「４０超えた大人の魅力」「言われないと気がつかなかった平均年齢４５.６歳って」「バク転封印は本当に安心します（笑）」「相変わらずのかわいいおじさまアイドル。トニセンの良さはずっと変わらないね」など、さまざまな感想が上がっていた。

　まだまだ現役！