あまりの人気ぶりにグッズまで販売!江戸時代の超スーパーアイドル「笠森 お仙」の凄まじき人気っぷり! (3/3ページ)
♪向う横丁のお稲荷さんへ
一銭あげて
ざっとおがんで お仙の茶屋へ
腰をかけたら 渋茶を出した
渋茶よこよこ 横目で見たらば
米の団子か 土の団子か
お団子 団子
この団子を 犬にやろうか
猫にやろうか
とうとう とんびに さらわれた♪
このお仙の人気ぶりに、お仙が働いていた鍵屋もここぞとばかりに動きます。お仙を看板娘として売り出し、遂にはグッズ販売まで始めてしまったんだとか。グッズには手拭いやお人形、双六などが並んでいたそうです。
胸元開いたセクシーお仙 鈴木春信 画
そんな大人気ぶりを発揮していたお仙でしたが、突如として鍵屋から姿を消してしまいます。お店を辞めた原因は何だったのか?当時はいろいろな憶測が囁かれたに違いありません。
鍵屋お仙 鈴木春信 画
実はお仙、1770年に、笠森稲荷の地主のもとに嫁いでいたのです。その後は9人もの子宝に恵まれ、享年77歳という当時としては長寿を全うしました。お仙のお墓は東京都中野区にある「正見寺」にあり、中野区登録有形文化財に指定されています。
お仙が働いていた「鍵屋」は現在、東京都台東区谷中の「功徳林寺」にある笠森稲荷が跡地とされています。また、同じく谷中にある「大円寺」には、「笠森阿仙之碑」が建てられていますので、興味のある方はぜひ、お仙の足跡を巡る谷中散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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