母親をかばったことに逆ギレした父親、7歳の娘を殺害 母親の対応にも「信じられない」の声 (2/3ページ)
この父親は鬼畜だ」「母親失格!娘にかばってもらったのに、娘ではなく父親をかばうなんて間違っている」「もしかしたら母親は父親が怖くて従っていたのかも」「この両親は子供を持ってはいけない」などとスギルタさんの両親を非難する声が殺到した。
海外には他にも、身の危険が迫る母親を守ろうとして死亡した子供がいる。
海外ニュースサイト『FOX 5』は、母親をかばった息子が、母親の交際相手に刺殺されたことが裁判所の文書から判明したと、2015年10月20日に報じた。
同記事によると、米メリーランド州に住む母親のラキシャ・ジェンキンスさんは、帰宅後、ラキシャさんの当時48歳の交際相手、ショーン・クロフォード被告と口論になったという。ショーン被告は一家と同居中だった。ラキシャさんの息子である当時14歳のケイショーンさんと当時18歳の兄は、ラキシャさんを守ろうとしたが、ショーン被告は逆上。ショーン被告は包丁をつかんで、ラキシャさんを連れて寝室に立てこもったという。
ケイショーンさんと兄は寝室のドアを破って強行突破。ショーン被告は持っていた台所包丁で兄の肩を刺し、ケイショーンさんの胸部を突き刺したという。ショーン被告は現場から逃走したが、すぐに逮捕された。刺されたケイショーンさんと兄は病院に搬送されたが、その後ケイショーンさんは死亡、兄はケガで済んだようだ。ラキシャさんは「ショーンとの関係は長くなく、問題もあったが、彼を助けてあげられると思った。こんな結果になるとは思わなかった。ケイショーンは思いやりのある子だった」と同記事の取材に対し語った。
誰が相手でも暴力を振るう行為は許されるものではないが、その暴力を受けた相手をかばった子供に激高し、殺害するとは人間としてあるまじき行為である。