ウォータースライダーで膣が破損し2.8リットルの大量出血 女性の壮絶体験に「自己責任」との声も? (2/3ページ)

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 日本では、熊本にある「グリーンランドリゾート」のウォータースライダーが高さ23m、最大傾斜60度、最大時速60kmを誇り、日本で最もスリリングなウォータースライダーと言われているが、ブラジルには高さ41m、最大傾斜81度、最大時速105kmにもなるものや、アメリカには高さ51m、最大速度100kmのウォータースライダーがある。問題になったテネリフェ島のウォータースライダーの具体的なデータは明かされていないが、海外のウォータースライダーは日本とは段違いのものが多いようだ。

 ウォータースライダーによる驚くべき事故は他にもある。

 14年3月には、イギリス人の男性が、2年前にウォータースライダーで足に大怪我を負った後、5回の手術を行ったが足に障害が残り苦悩していると、海外ニュースサイト『Mirror』が報じた。同記事によると、男性は2年前に訪れたトルコのウォーターパークでウォータースライダーに乗ったが、降下時の勢いによってウォータースライダーの壁に足の肉を深く削り取られたという。男性は骨の一部を取り除くなど5回の手術を受けたが完全には回復せず、杖での生活を余儀なくされ、毎日が生き地獄のようだと同記事の取材に語っている。

 日本でも、10年7月に愛媛県今治市のプールにあるウォータースライダーに乗った当時小学5年生の男児が、ウォータースライダーを滑って着水した際、プールの排水口に背中が張り付いて一時意識不明の重体となる事故があった。

 ウォータースライダーのスリリングさが癖になるという人も多いだろう。しかし、思わぬ事故は他人事ではなさそうだ。
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