松たか子『ノーサイド・ゲーム』好評の“毒舌妻”で、母親役オファー殺到!?

日刊大衆

松たか子『ノーサイド・ゲーム』好評の“毒舌妻”で、母親役オファー殺到!?

 大泉洋(46)主演の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)が、上昇気流に乗りつつある。8月11日放送の第5話は平均視聴率が11.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回放送よりアップ。さらに主題歌である米津玄師の『馬と鹿』が配信されると、あらゆるデイリーランキングで首位を獲得するなど、ドラマとともに注目されている。ここでは第5話を振り返り、ドラマの見どころを考えていきたい。

 GMの君嶋隼人(大泉洋)や監督の柴門(大谷亮平/38)の改革のおかげもあり、トキワ自動車のラグビーチーム、アストロズは連勝を重ねる。しかし、コスト削減を目的としたリストラ断行の噂が流れ、アストロズの選手は廃部への不安とも戦うことに。そんな中でもアストロズはリーグ最強の宿敵、サイクロンズとの試合を前に、レスリングで体を鍛えるなど準備を欠かさなかった。そしていよいよ、サイクロンズ戦の日を迎えて……という展開だった。

 この回の後半はまるまる、アストロズVSサイクロンズ。20分ほどの熱戦に「絆といい主題歌といいすべてに涙腺ゆるむ」「本当に感動する。久々にドラマ見てるわー」といった賞賛の声が相次いだ。本当の試合を見ているような臨場感と緊張感。視聴者は誰もが、試合展開をドキドキしながら見つめていたはずだ。今後もラグビーシーンから目が離せないが、このドラマはスポーツドラマ以外の面でも注目を浴びている。松たか子(42)が演じる君嶋真希がキャラ立ちしすぎなのだ。

■大泉洋とのやりとりが好評

 真希は君嶋隼人の妻で、鬼嫁ともいえる強気な女性だ。この放送でも「根性腐ってんじゃないの」と大泉が演じる隼人をののしる「見せ場」が用意されていた。毎回のように彼女は隼人にキレたりと、必ず「見せ場」がある。チクチクと口で隼人をいたぶる毒舌ぶりが、実に面白いのだ。松たか子の毒舌肝っ玉母ちゃんぶりは、すっかりドラマに欠かせないものとなっている。

 松たか子といえば説明の必要がないほどの人気実力派女優。最近は話題作『カルテット』(TBS系)に主演するなど、まだまだラブストーリーでも主役級を演じられることを証明しているだけに、『ノーサイド・ゲーム』の鬼嫁は新境地といえるだろう。隼人や子どもを叱りつける姿は実に堂に入っていて、これから彼女が母親役として活躍することを予感させる。現在42歳だが、意外にも母親役のイメージはなかった。このドラマで松たか子は、新たなキャラを手に入れたといってよいだろう。

 松たか子が、木村拓也(46)主演の『ロングバケーション』(フジテレビ系)で注目されたのが1996年。あれから20年以上が過ぎてもヒロインを張れるわけだが、母親役という武器を手に入れれば、女優としての評価はますます高くなるはずだ。『ノーサイド・ゲーム』は女盛りを迎えた女優・松たか子の新しい一面が見られる作品としても要注目なのだ。(ドラマライター・半澤則吉)

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