木村拓哉、嵐・大野智も目の当たりにした、ジャニーさんの“お茶目”エピソード

日刊大衆

木村拓哉、嵐・大野智も目の当たりにした、ジャニーさんの“お茶目”エピソード

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、くも膜下出血のため7月9日に87歳でこの世を去ったというニュースは、ジャニーズタレントのみならず、ファンや関係者を悲しませた。

 ジャニー喜多川氏といえば、「ジャニーさん」の愛称で生前から広く知られ、時に突拍子もない言動や、お茶目な一面で愛されていた。ここでは、そんなジャニー氏にまつわるエピソードを紹介していこう。

 関ジャニ∞大倉忠義は、ジャニー氏の着ている服にタグがついていたため、「ジャニーさん、服にシールついてんで」と指摘すると、ジャニー氏から「つけてるんだよ!」と、逆ギレされたことがあるという。ちなみに、ついていたのは“ユニクロ M”のタグだったそうだ。

 そんな大倉は、今回のジャニー氏の悲報を受け「言葉がありません。言葉にするにはまだ時間がかかりそうです。ジャニーさんとの思い出は、僕の中で宝物です。時間がたてば、どこかでお話できたらいいなと思いますが、大事にとっておくかもしれません」と、その死を悼んだ。

 ジャニーさんの人柄が伝わるエピソードは、他にもある。KinKi Kids堂本光一は、作、演出、主演を務めるミュージカル『SHOCK』シリーズの終演直後でヘトヘトのところ、カレーうどんを大きなカートワゴンにのせて運ぶジャニー氏と出くわしたという。そこで言われたひと言が「YOU、カレーうどん食べる?」だったため、光一は心の中で「食えるか!」とツッコんだという。ジャニー氏の優しさを感じるが、さすがに本番後にカレーうどんは重すぎる!?

 そんなお茶目なジャニー氏だが、タレントの才能を見抜く目は確かだった。2007年頃、NEWS小山慶一郎は、ジャニー氏から「YOUはアナウンサーになったほうがいいよ」と助言されたことがあったという。所属タレントに対し“転職”をすすめるなど、普通はありえないことだが、小山のまじめな性格がキャスター向きだと判断しての助言だったようだ。小山は、この約3年後に『news every.』(日本テレビ系)でキャスターを務めることになった。

 一方、所属タレントが多いゆえに、有名メンバーでさえこんな悩みを持っていたようだ。2016年9月3日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にSexy Zone中島健人が出演した際、「なかなかジャニーさんに、今も名前覚えてもらえないんですよね。実は」と明かしたことが話題になった。そもそもジャニー氏の「YOU」の由来は、タレントの名前を覚えきれないからだったという。

 最後に、多くのジャニーズたちから語られたこちらのエピソード。山下智久Kis-My-Ft2が2013年7月に放送された『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP電撃復活SP』(フジテレビ系)で、ジャニー氏は見込みのあるタレントに「小袋のホタテ」をあげるという話を明かした。山下らの証言によると、ジャニー氏は「いつもポケットが(ホタテで)モッコリしている」といい、あげるホタテの数にも意味があるようで「1粒もらえるタレントと、袋ごともらえるタレントがいる」という。ジャニー氏のお気に入りだといわれるKinKi Kidsの堂本剛は、一袋丸ごともらったそうで、他にも、大野智木村拓哉、Kis-My-Ft2北山宏光らもホタテをもらったことがあるらしい。

 メディアに顔を出さないことと、類まれなるプロデュース力の高さで、長年謎の人物だといわれてきたジャニー氏。その素顔は愛すべき人物だったようだ。

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