古巣相手に8失点KO! 西武・内海に囁かれる帰還のウワサ (2/2ページ)

リアルライブ

今オフ、権利行使をして巨人に帰還するなんて『冗談』も、移籍した直後からささやかれていましたが」(スポーツ紙記者)

 今のままでは「選手」としての帰還は厳しいだろう。西武も内海の練習熱心さだけを評価しているのではない。内海に投球論を語らせると、捕手出身のバッテリーコーチも驚くような視点を披露してくれるという。

 対バッター、1対1の勝負をするのではなく、「対打線」の視点で、「先発投手として責任ニングの6回を投げきるまで、失点されても良い場面とそうではない場面。あるいは必要最小限の失点に抑えるには」という理論を持っているそうだ。

 将来のコーチ就任は必至だが、こんな声も聞かれた。

 「西武は良くも悪くもOBを大事にする球団です。移籍してきた選手もコーチに就任していますが、それはチーム貢献度の高い選手だけ。今のところ、内海はその対象ではありません」(前出・関係者)

 現役を続けるには、西武で復活するしかない。8失点KOを食らった日、内海はマウンドに向かう際、グラウンドに一礼し、マウンドにも一礼してからプレートを踏んだ。ベテランの謙虚な姿。組織から必要とされる年長者、内海の姿勢にはビジネスマンの世界にも通じるものがある。

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