ブランディングの専門家が明かす「日本人しか持っていないもの」とは? (2/3ページ)
道幸:重層信仰とは何かということを考えたときに一つずつ理解することは大事ですが、重要なことは、すべてつながっているということです。龍神や不動明王もそうです。そこはぜひ知っておいてほしいです。
――そういえば近年、スピリチュアル系書籍では「龍神」がブームです。道幸:ここ3年は龍神に関する本が注目を浴びていますよね。きっかけは大杉日香理さんという方の『「龍使い」になれる本』だったと思いますが、それがベストセラーになったのは必然だった気がします。実は世の中が龍を求めていた。人々が龍についての情報をほしがっていた。龍は架空の動物ではありますが、干支の中の一つにも入っている身近な存在ですから。
――私たちが神仏に頼るときに気を付けるべき点を教えてください。道幸:「頼る」という表現でいえば、神仏に頼ったからといって必ず願いが叶うことはないという話を私はしています。どういうことかというと、神様や私たちの先祖は20%くらい後押しをしてくれるもので、大事なことは自分自身がどれだけ努力をしたかによるということです。
例えば、普通の人なら全く勉強をせず神仏を拝んだだけで東京大学には合格できないですよね。でも社会を変えたいと一生懸命頑張って必死に勉強して、偏差値を上げて、それでもギリギリの合格ラインのときに自分が勉強したポイントがそのまま出たりする。
もちろん逆もあるわけです。「お前はまだまだだ」と落して気づかせることもある。そういうことを「運が良い」「運が悪い」と言う人もいると思いますが、私は神仏の力なのだと思います。
――「パワースポット」という呼称も珍しくなくなりましたが、参拝する神社や寺院の選び方についてアドバイスをいただきたく思います。道幸:まずは住んでいる土地、生まれた土地の神社や寺院に行きましょう。その土地にあなたが選ばれているわけですから、地元の氏神に参拝をすることが運の地固めにつながります。サラリーマンならばもちろん会社の近くの神社でもいいのですが、大事にすべきはやはり家の近くの神社ですね。