物腰が柔らかい人の特徴7つ

マイナビウーマン

物腰が柔らかい人の特徴7つ
物腰が柔らかい人の特徴7つ

「物腰が柔らかい」って最高の褒め言葉だと思うんですよ。私自身も物腰が柔らかい人を目指して、日々奮闘しておりますが……。実際には相当性格がきついんじゃないかと反省する日々です(笑)。

そんな私も若いころとくらべると、ほんの少しだけ物腰が柔らかい人になれているのではないか? と思えるようになりました。

物腰の柔らかい人になりたくて、あらゆる研究を重ねてきた私が物腰の柔らかい人になる方法を考えてみました。

■「物腰が柔らかい」の意味

広辞苑によると、「物腰」とは、物の言いぶり、言葉つき。身のこなし方、態度とされています。それらが柔らかいことを「物腰が柔らかい」といい、実際にはコミュニケーションが穏やかで優しく、落ち着いている様子や上品な身のこなし方をいうのでしょう。

物腰が柔らかい人はモテる?

物腰が柔らかい人が嫌いだという人は、男女ともにいないでしょう。そして、女性らしい物腰の柔らかさに癒される男性は大勢います。

でも、これが恋愛や婚活となると、物腰が柔らかいだけでモテるとは限りません。

自己主張があまりなく、まわりに合わせてばかりの物静かな印象だと、「いい子なんだけど、よくわからない人」となってしまい、嫌われないけど、熱烈に求められることがないケースもあります。

適度な自己主張や自分らしさを表現できるかどうか? が物腰の柔らかさをモテに繋げられるかどうかの分岐点となります。

物腰が柔らかい人の特徴

では、具体的に物腰が柔らかい人にはどんな特徴があるのでしょうか。

◇(1)自分に自信がある

自分に自信があり、自己肯定感が高いからこそ、物腰の柔らかさを維持できるものなのではないでしょうか。

逆にいうと、自分に自信がない人ほど、マウンティング気質があったり、自分の体裁を守るため、相手にちょっとした皮肉や嫌味を言ったりしてしまうもの。

自分の内面が本当の意味で強いからこそ、相手に対して優しい配慮ができるのです。

◇(2)常日ごろからゆとりがある

私もそうですけど、切羽詰まっているときって、穏やかな心情でいられないと思うんですよね。例えば、時間に追われていれば、人はついついセカセカ、イライラしてしまいがちです。

その逆の状態が「ゆとり」。

余裕があるときは穏やかな気持ちで過ごしているものなので、その余裕が持てるよう工夫していることが多いです。

◇(3)ゆったりと話す

物腰の柔らかい人は、自分の言いたいことだけを早口でまくし立てるようなしゃべり方をしません。きちんと相手に伝わるように、ゆったりと話しています。

前述していますが、それもこれも常日ごろからゆとりがあるからなのかもしれませんね。

◇(4)よく考えてから発言する

物腰が柔らかい人は、普段は静かによく考えていることが多いです。

思いつきでパッと発言すると、予想もしない方向性で誰かを傷つけてしまうことがあります。ベラベラ言いたい放題のおしゃべりさんよりも、物静か。言葉数は少なくても、そのひと言に重みがあるものなのです。

それはよく考えてから発言しているからに尽きると思うんです。

◇(5)気配り上手

物腰が柔らかい人は気配り上手です。自分のことよりも相手のことを優先する余裕があり、相手が今、何を求めているのか? 察する能力にも長けています。

だからこそ、相手の心をふわっと温めるような優しい声かけができるのではないでしょうか。そのせいか、いろんな人に頼られ、あらゆる相談を受けることも多いでしょう。

◇(6)感情をコントロールすることに長けている

物腰の柔らかい人の対極にいるのが、ヒステリックで感情的な人です。

物腰が柔らかい人に感情がないわけではありません。ときには怒りを感じることもあるだろうし、悲しい気持ちになることもあるでしょう。人間ですから。

でも、物腰の柔らかい人は、感情のコントロールがとても上手な人が多いです。そのせいか、負の感情を相手に不必要にぶつけなくても済みます。

◇(7)笑顔でおおらか

物腰が柔らかい人はいつもニコニコしていて、愛嬌があることが多いです。

性格的にもおおらかで、細かいことをあまり気にしません。そういう包容力って、男女関係なく一緒にいる人を穏やかな気持ちにさせてくれるものですよね。

■物腰が柔らかい人になる方法

最後に、物腰が柔らかい印象を周囲に与えるコツを5つ紹介します。

◇(1)「意見が言える人」になる

前述の通り、自分に自信があって、心に余裕があるからこそ、本当の意味で他人に優しく接することができるものです。

気弱でただ単に意見が言えない人になるのではなく、自分の芯をしっかりともち、内面から溢れ出る物腰の柔らかさこそが、本物の魅力ですよね。

◇(2)ゆとりのある日常を心がける

物腰が柔らかい人にはゆとりがあります。

そのゆとりを保つために、事前準備をしっかりしたり、待ち合わせや出勤時間の10分前到着できる習慣が自然と身についていたりする人が多いものです。

滲み出るゆとりが物腰の柔らかさに繋がります。

◇(3)怒りの感情をコントロールする

生きていれば、瞬間風速的にイラッとしてしまう瞬間は幾度もあるでしょう。

そこで声を荒げてしまったり、相手にチクリと嫌味を言ったりしてしまう人は物腰が柔らかいとはいえません。

ポイントは、怒りの感情を抱いたら、とりあえず5秒数えて深呼吸してから、相手と接すること。大人の対応を心がけましょう。

◇(4)「べき論」を捨てる

自分自身をあらゆる「べき論」でがんじがらめにして、自分に厳しい人というのは大抵他人に対しても無意識レベルで厳しくなってしまうものです。

まずは自分のことをおおらかに許せてこそ、相手を優しく包み込むことができるようになるでしょう。

◇(5)笑顔コミュニケーション

人は何も考えずにぼーっとしているとき、かなりの確率で仏頂面になっているものです。

常に笑顔でいるのも難しいものですが、せめて誰かと目を合わせているときぐらいは、口角を上げて笑顔でいられるといいですよね。

笑顔を伴うコミュニケーションは、相手の心を開き、温かく穏やかな雰囲気を作るのです。

「物腰の柔らかさ」は人間成長の証!

私、思うんですけど、やせ我慢とか気弱なわけでもなく、本当の意味で「物腰の柔らかい人」というのは、人間力の賜物なのではないか、と。

そういう私も若いころはだいぶきつい性格の女だったように思いまして、年齢を重ねた今、あのころよりはだいぶ物腰の柔らかい対応ができるようになっているのでは? と自負しております(笑)。

とはいえ、まだ修行中の身。理想的な物腰の柔らかい人になれているような気がしませんが……。これから10年、20年、30年と人間修行を積んでいったときに、今よりももっと物腰の柔らかいおばあちゃんになれていたらいいな、と淡い期待を抱いております。

現状を無視して、突然物腰の柔らかい人になるのは難しいけれど、無理のない範囲で少しずつ穏やかで優しく周りを和ませる努力をし、「物腰の柔らかい人」になれるよう人間修行をしていこうではありませんか。

(ひろん)

※画像はイメージです

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