江戸川からインスパイアを受けた音楽=エディサウンドとは…。 (2/3ページ)
魚住弘樹と島ゆかりがデュエットする演歌調の音頭曲「江戸川令和音頭」には、「星が煌めく篠崎公園 朝顔 金魚 船堀タワー 富士山グラスであなたと乾杯」や「地下鉄博物館からすぐ 雷の大般若 外人いっぱい 西葛西フリーダム」「徳川吉宗 愛した小松菜 エドレンジャーとArioでランデブー」など、新旧江戸川区の風情や街並み、今の風潮が記されている。いわゆるご当地ソングという体を成しながらも、そこには日本人特有の風情や人情もさりげなく描き出してゆく。サウンド面でも、音頭という昔から親しまれてきた大衆音楽を軸に据えながらも、音色を含めたアレンジ面には現代音楽の要素をさりげなく投影。そこが、懐かしくもあり、今聴いても親しみを覚える要素になっている。歌っているのが、シンガーソングライターであり和歌山県でプロの流しとして活動している魚住弘樹と、演歌歌手の島ゆかり。二人とも江戸川区出身でないところは、ご愛嬌。西葛西にあるTSM(東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校)の生徒さん達の振り付けで10月20日の「第44回葛西まつり」にも出演予定。
島ゆかりが歌うムード歌謡の「なぜか西葛西」は、西葛西を舞台にした、愛しい人への心模様を綴った"想い歌"。この歌も、「東西線で荒川渡り 待ち合わせたのは やきそバー」など、西葛西を舞台にした恋慕を綴った内容。「なぜか西葛西」のMVには、歌詞に記された街並みも次々と映し出されているように、影像も合わせて見ることで、より情緒を覚えてゆく。紹介したこの2曲は、現在シングル盤として発売中だ。
さらに、「江戸川令和音頭」も含む全8曲入りのアルバム「Eddie Sound」も発売している。こちらには「Edogawa Train」「Riverside Serenade」「Sweet Home Edogawa」など、まさに江戸川や江戸川区にちなんだ楽曲を多く詰め込んでいる。このアルバムこそ、「江戸川からインスパイアを受けた音楽=エディサウンド」を示した作品だ。ワールドミュージックとして世界戦略も視野に入れているとのことで、これからも目が離せない。
音源は、CD盤としての流通販売はもちろん。