働きやすさを作るために 「オヤジ上司」をあしらい、利用する方法 (1/2ページ)

新刊JP

働きやすさを作るために 「オヤジ上司」をあしらい、利用する方法
働きやすさを作るために 「オヤジ上司」をあしらい、利用する方法

「世代間の違い」と一括りにしてしまうのは危険なこととはいえ、やはりバブル期を経験している40~50代以上の世代と、30代以下の世代との価値観の違いを感じる人は少なくないでしょう。

特に女性にとって、昭和の古い価値観で接してくる男性上司には悩まされがちです。しかし、いくら「なんとか改善してほしい」と思っても彼らの悪癖はなかなか治らないものですし、かといって簡単に上司を取り換えることもできません。

では、一体どうすればいいのか?
その一つの手段としてあげられるのが、そんな上司たちの特性を利用して、自分の仕事をしやすくするという方法です。

『女性が職場でかしこくふるまう技術』(扶桑社刊)は三井物産などで管理職歴25年、現在は企業風土改革コンサルタントとして活動する古川裕倫氏による一冊。
タイトルを見て「男性目線の古い価値観で書かれた一冊」と感じるかもしれません。確かにそうした視点も一部見受けられますが、本書の大きなテーマは「男性上司の思考回路を把握し、それを逆手にとって自分が働きやすい環境を作ろう」という著者なりの女性活躍のエールなのです。
ここでは、身に付けておくと仕事がしやすくなる「ふるまい」をいくつかピックアップしましょう。

■オヤジ上司は単純。その単純さを上手く使おう

男女限らず、リーダーシップで最も大切なことは「人の話をよく聞くこと」。つまり、人の話を聞くことができる人は信頼されるということです。だから、まずは相手の話を聞いて、その上で自分の言いたいことを話す。その順序を守るだけで「控え目」だと受けとめてもらえます。

彼らは「態度」「口答え」に対して腹を立てるきらいがあり、反論されるとプライドを傷つけられたと解釈してしまうことがあります。だから、まずは話を一通り聞いて、その上で必要であれば言うべきことを言うのです。また、「前にも言いました」「仕方がないです」など、上司を追い詰めないことが大切。感情をこじらせると誰も得しない状態になりかねません。

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