なぜ作ってしまったのか... タピオカ入りの「練り物」が鳥取に存在していた (2/2ページ)

Jタウンネット

金田さんに聞いてみると、

「それが面白いもんで、高校生とか若い世代がキャッキャッ言いながらインスタとかにあげているみたいですね。今すぐ食べたいとか言うので、店のレンジでチンしてマヨネーズとか付けてどうぞってやってます。食べ歩きみたいな」

おすすめの食べ方は?

気になるのはそのお味だ。金田さんに聞いてみたが、味は「ほぼない」とのこと。モチモチとした食感が特徴だという。

食べ方としては、レンジで温めてマヨネーズを付ける、おでんや味噌汁の具にする、縦に切ってケチャップで軽く炒め、タバスコをかけてエビチリ風にするなど、結構いろいろなバリエーションが楽しめる。

金田さんによると、そのまま食べると少し固いが、口にいれて15秒ほどすると柔らかくなる。

「タピオカは不思議な食べ物ですわ」

そうしきりに繰り返す金田さん。温めた方が、柔らかくなって食べやすくなるとのことだ。

価格はばら売りされているものは300~350円ほど。公式サイトでは10個セットを税込3680円で販売している。

「金田屋 かねちく」では、このほかにも、砂丘ながいもを使った「金のマンモスの肉」や「飛魚インドカレーうどん」など、変わり種の練り物を販売している。金田さんは今後の商品について、

「『トビウオの魚肉』がご飯、おかずは何にしましょうという形で、これからも変わった食材や昔からある食材を合体してやっていこうと思います。変わってても『おいしい』が基本なので、変わってればええという問題ではないです。話題になったものを使ったらどうなるだろうとか、時代に合ったものを作っていきます」

と話している。

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