医療ミスが生んだ悲劇 赤ちゃんの男性器が一部切断される「母親の責任」の声も? (2/3ページ)

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 このニュースに対し、ネット上では「息子が将来大きくなったときにコンプレックスにならないといいけれど」「ずさんなクリニックに当たってしまってかわいそうに」「研修医が手術するのがおかしいのでは」「割礼なんて野蛮な習慣だ」「病院選びを間違えた母親にも責任があるのでは」などの声が上がっていた。

 海外には医療ミスで、ペニスの欠損では済まず、赤ちゃんがペニスを失うことになった例がほかにもある。

 海外ニュースサイト『METRO』は7月15日、エジプトの病院で医者になりすました看護師が割礼手術を行ったと報じた。手術を受けた当時生後1カ月の男児は、感染症にかかり、後日性器を切断することになったという。

 事件当日、父親はワクチン接種と割礼のために男児を病院に連れて行ったそうだ。手術が終わった後、男性器にガーゼがあまりにきつく巻かれていたことに違和感を覚えた父親が、「自称医師の女」に質問したところ、「私は医者なんだから、素人は口を出さないで」と一蹴されたという。後日、男児の性器がひどく腫れていたことを心配し、別の病院に連れて行ったところ、感染症にかかっていることが判明。性器の切除を余儀なくされたようだ。警察の調べで、手術を行った「自称医師の女」は看護師と判明。この女は報酬として50エジプト・ポンド(約320円)を受け取っていたという。ちなみに、グローバルデータベース『CEIC』によると、エジプトの平均月収は日本円にして26,000円程度だという。

 割礼手術という風習自体が脅かされるほど痛ましい事件だ。
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