山田涼介『セミオトコ』“セミオロス”必至の破壊的ピュア演技 (2/2ページ)
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毎回、涙腺を刺激する仕掛けがいっぱいなのである。
第5話では、うつせみ荘の人々が過去や、心に抱える寂しさを語り出す展開。それを聞くセミオ自身も短い命を悟り、涙を流すのだった。そしてついに8月30日放送の第6話では、セミオが「うつせみ荘」の住人たちに自分はセミであることを打ち明ける。
セミオに残された時間はあと2日。セミオは本当にいなくなってしまうのか。そして、由香をはじめ、うつせみ荘の人たちはそれをどう受け止めるのか。今クール一番泣けるドラマかもと予想はしていたものの、ここまでとは。最終回が楽しみだが、同時にツラい。
『セミオトコ』を見るようになってから、リアルにセミの見方まで変わったという人も多いのではないだろうか。かくいう筆者もこの間、マンションの共有スペースに転がっていたセミの死骸を見て、本気で泣きそうになった。そんな自分に驚いている。名作・名演は、人の感じ方を驚くほど変える力があると実感した。
さあ、今夜も思いきり泣くか! ただ、予告にはセミオの死を感じ取った由香が、涙ながらに「セミオくんのいない世界になんて、私いたくない」と言う、気になるシーンがあったのだが、それってまさか……。最後まで優しい物語であってほしい。うつせみ荘に幸せな時間が続きますように!(田中稲)