山田涼介『セミオトコ』“セミオロス”必至の破壊的ピュア演技 (1/2ページ)

日刊大衆

山田涼介『セミオトコ』“セミオロス”必至の破壊的ピュア演技

 回を追うごとに破壊力がアップしている、Hey! Say! JUMPの山田涼介(26)主演のドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)。物語は、山田涼介が演じるセミが7日間だけ人間になり、セミオとしてうつせみ荘に住む大川由香(木南晴夏/34)を幸せにするため奮闘するというファンタジーだ。

 いや、まいった。こんな美しい生き物が世の中にいたのかと思うほど『セミオトコ』の山田は、キラキラに輝いている。このドラマを見るまでは「どんな役も器用にこなす人」というイメージだったが、いまや座って見ることができるのは開始直後数分のみ。セミオを演じる山田涼介のピュアにもほどがある笑顔に胸が苦しくなり、床をゴロゴロとのたうち回って体が痛むほどである。ひとつひとつの仕草と笑顔が愛しくて愛しくて震える!

「この世界はなんて素晴らしいんだ!」と生きることを楽しみ、由香を幸せにする王子っぷりの尊いことよ……。8月23日放送の第5話では、由香の頬についたメープルシロップをチューで取る、という胸キュンにもほどがあるキスシーンに時間が止まった。

 しかも7日間だけしか生きられないセミ、という“はかなさ”までしっかりと感じるので、本当に切ない。この美しすぎて消えちゃいそう感は1999年のドラマ『魔女の条件』(TBS)での、滝沢秀明氏(37)の衝撃に匹敵する。美しい人の旬を最高のストーリーで見させていただいている贅沢さと、胸が痛くなるほどのみずみずしい感性の炸裂。しかも『セミオトコ』の世界は誰もが優しい。

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