ジェットスターで気軽にアクセスできるようになった山形県酒田市の観光スポット3選 (2/4ページ)

GOTRIP!

山形県の北西部に位置している庄内地方は、東は出羽山地、南は朝日山地、北は鳥海山、そして西は日本海に面しているため、山と海に囲まれた広大な平野が広がっています。

そして山形県を縦断し日本海に注ぐ最上川、出羽山地を源とする赤川、鳥海山系を源とする日向川や月光川など、多くの川が山からの恵みをもたらす肥沃な大地となっており、日本有数の穀倉地帯としても有名です。

そんな米どころ庄内のシンボルが「山居倉庫(さんきょそうこ)」なのです。明治時代の1893年にお米の保存と集積を目的に建てられた倉庫で、現在でも農業倉庫として使われています。

設立当時は二重屋根やケヤキ並木、天窓や換気窓の配置など、様々な工夫によってお米の管理がなされていました。

二重屋根は、土蔵と屋根の間に空間を作って風通しをよくし、積み重ねた俵の熱の放散と、屋根からの伝導熱を防ぐ役割を果たしていました。

また、ケヤキ並木は、日本海からの強い西風と夏の直射日光をさえぎり、倉庫内の温度を一定に保つ目的で植えられたもの。

現在では見事なケヤキの巨木となって、倉庫の屋根を覆っています。

倉庫のうち1棟は、庄内米の歴史を紹介している「庄内米歴史博物館」として、そして2棟は観光物産館「酒田夢の倶楽(さかたゆめのくら)」として公開されていますので、お土産や山形米「つや姫」を練りこんだソフトクリームなどを楽しむことができます。

「ジェットスターで気軽にアクセスできるようになった山形県酒田市の観光スポット3選」のページです。デイリーニュースオンラインは、酒田市松尾芭蕉最上峡山居倉庫傘福カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る