EMILY「笑福亭鶴瓶や堺正章にご飯連れてってもらって」ズバリ本音で美女トーク

日刊大衆

EMILY「笑福亭鶴瓶や堺正章にご飯連れてってもらって」ズバリ本音で美女トーク

 笑福亭鶴瓶堺正章テリー伊藤、テツandトモといった面々を魅了する男女デュオ・HONEBONE。老若男女に愛されるボーカルのEMILY(エミリ)さん(28)に肉薄!

――エミリさんは、週刊大衆をお読みになったことはありますか?

エミリ 正直、あまりないんですけど、私たちのお客さんは、50~60代の男性が多いんです。だから、同じ層なのかなーって、ちょっと安心してます。

――それはよかった。ギターのカワグチさんとのフォークデュオ・HONEBONE(ホネボーン)ですが、『生きるの疲れた』『満月こわい』『地獄に落ちようか』『冷たい人間』『いてえじゃねえか』『やっちゃった』……と、タイトルだけ見ても、独特ですね。

エミリ 私、今、28歳なんですけど、中学1年生からずっと日記を書いていて。それを題材に初めて作った曲が好評かつ自分らしいと思ったので、日記を書くつもりで曲を書いています。

――日記には、何が書いてあるんですか?

エミリ 私、いじめられた経験があって。日記でそれをストレス発散みたいに最初は“誰々がムカつく”から始まり、生きてるのしんどいとか、漢字で「死」とか「苦しい」とか書いてあって。テレビとかでは、デスノートって言われます。 自分がどういう人間だったか忘れないように取ってあるんですけど、昔のを見ていると、本質は変わってない、10年前と同じこと言ってんなあ、って思いますね。今日も人の不幸で飯がウマいぜ、みたいな。

――えっ。

エミリ いや、私に対して攻撃的な人が、何かイヤな思いしたときに“やったぜ”みたいな。“だからそうなるんだよ”って。

――なるほど。

エミリ そんなこと、人に言うと面倒じゃないですか。悪口ばっかり言ってたら、私の見え方も悪くなるから日記に書く。私、八方美人なんで人に言えない(笑)。本当に日記っぽい曲が多かったんですけど、だんだん大人になって、聴く人の気持ちも考えないとなあ、ってなったのが、ここ2~3年ですね。私たちのお客さんは、何か悩んでる人が多かったり、“涙活”じゃないですけど、ネガティブな歌を聴きたい、という人も多いんです。

――涙活って、涙を流したい、というやつですね。

エミリ その要素もあるみたいで。セカンドアルバムぐらいは、けっこうキツいことを言ってたんです。

――キツいこと?

エミリ たとえば“携帯ばっか見てんじゃねえよ”。“つまんねえなあ!”みたいなことを歌ってました。それで“分かる! 自分じゃ言いづらいことを言ってくれてありがとう”ってお客さんもいて。

■NHK『骨の髄まで歌います』に出演!

――そんなHONEBONEの魅力がブレイクしたのが、NHK・BSプレミアムの番組『骨の髄まで歌います』。めちゃくちゃ、いい番組です。

エミリ 夢がありますよね。インディーズバンドがNHKで番組をやらせてもらえるなんて。最初、自分たちのホームページに依頼のメールをいただいたんですけど、まあ、ちょっと、詐欺かな、と(笑)。

――ですよね。エミリ お会いするまで、いや、打ち合わせのあとも、やっぱりちょっと信じられなくて。

――そこまで?

エミリ ロケ当日、カメラを持ってるのを見て、ああ、本当だったんだ、と。

――そこまで!

エミリ 収録しても、いろんな事情で駄目になるとかもあるし、だから、放送された時はもう本当に感動しましたね。録画したのを、メンバーとウチの両親と見た気がします。親孝行の一つかなと思いますね。

――最高じゃないですか。

エミリ ウチ、家族が仲良いんですよ。特にお父さんと。64歳なんですけど、週3ぐらいで2人で飲み行くんです。こないだも2人でゴジラの映画観て“あれはお父さんからすると邪道なんだよね”みたいな話をおでん屋で2人でして。一緒に飲むと、嬉しそうですね。リタイアして時間も昔よりできたし、LINEで“一杯やっか?”みたいなのが来て。飲んだあと親友みたいに2人で肩組んで“最高だぜ! 相棒!”と言って歩いてる。

――お酒はよく飲まれるんですか?

エミリ 飲みます。ビールとレモンサワー。サワー系、酎ハイをずっと飲む。早いんですよね、ちょっと飲むペースが。それはお父さんに怒られて。目上に合わせろ、って言われてます。ビール4杯ぐらい飲んで、それからレモンサワーを7~8杯。話すのはだいたい愚痴です。チームのみんなで行きます。それ以外だと本音は言えないので。八方美人だから。

■『カラオケバトル』でいきなり!

――芸能界で、仲のいい方は?

エミリ 最初に出たテレビ番組が『カラオケバトル』だったんですけど、いきなりMCの堺正章さんとご飯に行かせてもらいまして……。

――なんと!

エミリ たぶんいろんなルールを知らないがゆえにできたんだと思いますけど“私たちは後ろ盾がないので、なんかお願いします!”って言ったら“じゃご飯行くー?”って。

――よく言いましたね……。

エミリ もうそれしかないと思って。そのとき堺さんに“東京の早稲田に穴八幡宮っていう神社がある。そこのお守りをもらってきなさいよ”って言われて。次の日に行ってもらってきたら、本当に怖いぐらい仕事が来るようになったんですよ!

――スゴい!

エミリ 堺さんは毎年買ってるらしいです。私とご飯に行っていただいたのも、堺さんが若い人の話を聞くのが好きだからだと思います。柔軟で。笑福亭鶴瓶さんもそうですね。

――鶴瓶さんも?

エミリ 鶴瓶さんが、もしかしたら一番ご飯に連れてってもらってるかもしれないです。私たちがニッポン放送の番組に出演したとき、アナウンサーの方が鶴瓶さんと番組やってたんですけど、鶴瓶さんに“HONEBONEっていいよ”って言ってくださって“じゃあ呼んだらええやん”って、呼んでくださって。

――鶴瓶さん、お会いした感じは、どうでしたか?

エミリ ほんとにテレビのままですね。他の人にも私なんかを、“HONEBONEのエミリっていうねん。めっちゃええ歌歌うんやで。見てなぁ。これから来るで”って言ってくれて。鶴瓶さんの中でオススメだったり旬な人とのイベントにも呼んでもらったので、正式にお気に入りということで(笑)。

――鶴瓶さんに言われて覚えていることは?

エミリ けっこう最近なんですけど、私たち、ライブの曲の間のMCを一字一句台本書いてたんです。お笑いが好きだし、あまりミュージシャンミュージシャンすぎるのも……という思いがあったからなんですけど。でも、それを見た鶴瓶さんが“もう台本やめていいんじゃない?”って。“台本通りにやるよりその日のお客さんの顔見て、話すことを決めたほうがオモロいで”って言われて。そうするようにしたら、本当にライブが楽しくなって、気負わなくてよくなったんです。去年の6月頃だったんですけど、そこが転換期というか、ライブの質も変わったと思う。

■NHK 紅白歌合戦に出たい

――鶴瓶さんの言葉が響いてます。今後の目標は。

エミリ  最近、ちゃんと言えるようになりました。“紅白に出たいです”って。NHKさんで番組やらせてもらってから可能性を感じたし、お客さんも“紅白、紅白”って言ってくれている。大多数の人は無理、って思うんでしょうけど、言っていかないと実現できないと思って、最近は言うようにしています。

――紅白自体は好き?

エミリ  好きです。石川さゆりさんが好きなんです。『天城越え』と『津軽海峡冬景色』をライブでやったりしますし。石川さゆりさんの歌ってるときのあのポーズがいいんです。年々、のけぞっていく。あれが好きで、これを見なきゃ紅白終わらない、みたいな。

 紅白のほかの目標は、チームを高いところまで連れていって、ぶっちゃけ、食わしていきたいって思いますよね。いや本当に。変な夢なんですけど、スタッフの女の子とかとご飯に行って“ごめんね、これしか出せないんだけど”って1万円渡して“タクシーで帰ってね”ってやりたいんですよ。足りるって知りつつ“足りる?”って聞いて、3000円で帰れても5000円じゃなくて1万円を渡したい。“お釣り、アイスでも買ってよ”とか言いたい。そういう人になりたいんです、私は。

――鶴瓶さんからファミリー層、そして60代男性まで、幅広いファンに愛されるエミリさん。今年の年末には、ひょっとして夢の紅白の舞台に立っているかも?

えみり 1990年9月18日、東京都生まれ。2006年よりギターKAWAGUCHIとのフォークデュオ・HONEBONEとして活動を開始。老若男女が集うライブは笑いあり涙ありで「ネガティブなのにスカッとする」と評判に。エミリのMCは圧倒的なクオリティで、まさに漫談。

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