テリー伊藤対談「熊切あさ美」(1)崖っぷちアピールはもうやめました (2/2ページ)

アサ芸プラス

そこから仕事はもらえたの?

熊切 おかげさまで、他のタレントさんが急きょロケに参加できなかった時などに声をかけてもらう機会が増えたんです。でも仕事を失うのが怖くてできないこともOKにしちゃったこともあったので大変でした。

テリー 例えば、どういう内容の仕事を?

熊切 泳げないのに高さ8メートルの滝から飛び込んだり、あとバンジージャンプやスカイダイビングも。一度体験したら、もうできなくなりましたけど。

テリー それはどうして?

熊切 最初は「仕事がもらえた!」という気持ちが強いので勢いでやれちゃうんですが、いざ体験すると怖さを覚えちゃって、どうしても足がすくんでしまうんです。内容もどんどんエスカレートしていって、自分のやりたかったことからかけ離れてしまったので、それからは「崖っぷち」をアピールしないようにしています(苦笑)。

テリー もともとやりたかったことって何なの。

熊切 お芝居です。女優さんとしてドラマや映画に出るのが夢だったんですよ。何かきっかけが欲しくて受けて、やっと合格したのがチェキッ娘のオーディションで。

テリー あ、じゃあ最初はアイドルになりたいわけじゃなかったんだ。

熊切 そうなんです、逆に全然わからない世界なので戸惑いも大きかったです。あとメンバーも多かったので、人間関係もなかなかに大変で‥‥。

テリー それはよくある話だけどね。そう考えると、滝から飛び込むのは、その憧れとは確かにかけ離れているよなァ(笑)。

熊切 おかげさまで、今は年に一度ぐらい舞台や映画に出させてもらえるようになったんですが‥‥正直に言うと、やっぱりテレビに出ているからお芝居にも呼んでもらえる、みたいな現実もあるんですね。

テリー まあ、出演者の知名度が欲しいところもあるからね。

熊切 それもあって、またあらためてバラエティーも頑張っていきたいと思っているんです。もう崖っぷちには立ちませんけど(笑)。

「テリー伊藤対談「熊切あさ美」(1)崖っぷちアピールはもうやめました」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 9/5号踊る!さんま御殿!!チェキッ娘熊切あさ美テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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