ジャニーズ電撃退所の錦戸亮は“ラフすぎる”私生活の「手ブラーマン」だった

アサジョ

ジャニーズ電撃退所の錦戸亮は“ラフすぎる”私生活の「手ブラーマン」だった

 9月3日の東京ドーム公演で、15周年アニバーサリー5大ドームツアー「十五祭」が終了した関ジャニ∞。ジャニーズタレントでドーム公演が100回超えを達成しているのは、SMAP、KinKi Kids、嵐に次いで関ジャニ∞が4組目。名実ともにトップアイドルグループの仲間入りを果たした。

 昨年は、メインボーカリストの渋谷すばるが脱退。グループは最大の危機に瀕し、試練を乗り越えた。そのショックが収まりきらないうちに、9月5日、錦戸亮がジャニーズ事務所退所を発表した。一部メディアでは大倉忠義もそれに追随するのではないかと報じてる。

 故・ジャニー喜多川氏という“エンタメ界のゴッドファーザー”を欠いた多くの“息子”たち。4日のお別れ会を終えたこれからが、ほんとうの意味で所属タレントの真価が問われる。

 錦戸は、メンバーのなかでも映画や連ドラの主演作がズバ抜けて多く、個人人気が高い。笑うとタレる愛らしい瞳と、相反するサディスティックな性格。それでいて、人一倍繊細で神経質な内面も魅力のようだ。ジャニーズの取材歴が豊富な芸能ライターは言う。

「ダイビングが趣味で、少しのオフでも海に向かうことでリフレッシュしているそうです。プライベートのファッションはきわめてカジュアル。カバンを持たない手ブラ主義です。そのため、こだわるのはズボン。ポケットが4つ以上ないとNGで、右前が携帯電話、右うしろがマネークリップやカードケースなどの財布、左うしろがコインケース、左前はユーティリティと使い分けているとか」

 ご贔屓のブランドがあり、プライベートでもおしゃれ人間が多いジャニーズタレントにおいて、錦戸は異質。驚くのは、海外へ赴くときも「手ブラーマン」であることだ。先の芸能ライターが続ける。

「慣れ親しんだハワイに行くときは、さながら近所を散歩するような格好。日用品はほぼウォルマートで現地調達。Tシャツやアンダーウェアといった着替えさえ持たずに、出国するといいます。朝食は、そうめんを茹でるだけ。これが毎日でも飽きない。そもそも超偏食なので、食への興味がないに等しい」

 魚も肉も、野菜も好きではない。マヨネーズ、やきそば、生姜焼きがあれば十分だとか。独自の感性に首を傾げたくなることが多いが、それも一流俳優がゆえの偏屈か。

 とかく、物事や組織に拘束される生き方が不得手と思わせる錦戸亮。事務所脱退は当然の成り行きだったのかもしれない。

(北村ともこ)

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