8歳少女が旅行先で入れたヘナタトゥーがアザに、完治まで3年か「親が悪い」と批判殺到のわけは? (1/2ページ)

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8歳少女が旅行先で入れたヘナタトゥーがアザに、完治まで3年か「親が悪い」と批判殺到のわけは?

 ヘナタトゥーと聞くと、健康的でオーガニックなイメージを持つ方も多いだろう。しかし海外には、ヘナタトゥーのアザが足に残ってしまった、不運な少女がいる。

 海外ニュースサイト『Mirror』は9月3日、8歳の英国人少女が旅行先でヘナタトゥーを入れたところ、アザが足に残り、治療に3年かかることが判明し、34歳の母親がヘナタトゥーの危険性を警告したと報じた。

 一家は4月に航空会社のパッケージ旅行でトルコに旅行。その際、少女はエフタリア・アクア・リゾート近くのタトゥーショップでウサギのヘナタトゥーを入れたそうだ。しかし、現在までヘナタトゥーの跡が消えることはなく、未だにアザとして残っている。少女のアザの治療には、肌の上層部を除去する必要があり、完治までに3年はかかるという。

 少女の母親は、ヘナタトゥーの危険性に関して注意を呼びかけ、同記事の取材に対し、「ひどいことになっています。『ママ、どうしてうさぎの跡が消えないの』と娘に聞かれました。アザの色は気温によって変化し、寒いときには赤く、暑すぎると紫に変わります」と訴えた。母親は航空会社が手配したホテルがタトゥーショップを所有していると思い、治療の責任があると考え賠償を求めたが、会社側は少女の早期回復を願いながらも、「ヘナタトゥーのサービスは旅行プランの一部ではないので、責任を取ることはできない」との見解を発表したという。

 今回のヘナタトゥーは、ブラックヘナと呼ばれるもので、ブラックヘナは天然の植物を使うヘナタトゥーとは違い、化学物質、p-フェニレンジアミン(PPD)が含まれており、肌のトラブルが起きることがあるそうだ。英国民保健サービスは、「化学物質、p-フェニレンジアミン(PPD)によって重度のアレルギー反応が起こる可能性があり、とりわけ皮膚に直接使用するタトゥーは化学熱傷のリスクが高い」と警告している。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「どうして子供にヘナタトゥーなんてさせるの?親が悪い」「人によってヘナタトゥーに対する反応は異なるため、リスクも自己責任。航空会社を責めるのは筋違い」「なんで航空会社がヘナタトゥーの責任を取ると思ったわけ?自分の責任を棚上げする親はダメ」といった、少女の親に対する批判的な声が相次いだ。

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