「仕事の邪魔になるから」と幼いわが子2人を殺害した32歳母親、批判殺到も「苦労は理解できる」との声も? (2/2ページ)

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 こうした風俗産業に従事するシングルマザーが起こした虐待死のニュースは、海外に限った話ではなく、日本にも似たような事件が存在する。シングルマザーとして風俗産業に従事しながら、幼いわが子を放置して死なせた事件で、「大阪2児餓死事件」として知られている有名な事件だ。この事件はのちに映画化され、風俗産業に入ってしまうことで、社会から隔絶され、我が子とのすれ違いや苦悩が弥増したのでは、との物議を醸すこととなった。

 各社報道によると、2010年7月、当時23歳の母親が、大阪市西区のマンションで育児放棄の末に、当時3歳の長女と1歳の長男を餓死させたという。

 母親はシングルマザーで、風俗嬢として働いており、勤務する風俗店の寮に子供とともに住んでいたそうだ。2010年7月30日、部屋から異臭がすると警察に通報したのは、この風俗店の従業員。通報を受けた警察が、母親宅に駆け付けたところ、2人の遺体を発見したという。遺体は腐敗が進み、一部は白骨化していたそうだ。同日午後、母親を死体遺棄容疑で逮捕したという。

 警察によると、母親は、子供の世話をするのが嫌になったと供述しており、約2か月前に2児を残したまま、自宅を出てから戻ることはなかった。この間、母親は、風俗嬢として勤務する傍ら、ホストクラブ遊びに夢中になり、遊びはしゃぐ姿をSNSに投稿している。母親は、警察に対し、殺意を否認したが、育児放棄は認めたという。

 2012年3月16日、裁判長は、母親の殺意を認定し、懲役30年の判決が言い渡されたという。

 幼い子供がいると、母親にかかる育児の負担は精神的にも肉体的にも大きい。シングルマザーであればなおさらだ。日本でも2例のような幼児虐待事件が続いている。今もどこかで苦悩するシングルマザーと子供たちが、支援を受けることもできず深刻な状況に陥っているのかもしれない。

記事内の引用について
Louise Porton jailed for life for murder of daughters(BBCより)
https://www.bbc.com/news/uk-england-coventry-warwickshire-49204293

2児放置死、母親に懲役30年 大阪地裁判決(日本経済新聞より)
https://www.nikkei.com/article/DGXNASHC16010_W2A310C1000000/
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