「仕事の邪魔になるから」と幼いわが子2人を殺害した32歳母親、批判殺到も「苦労は理解できる」との声も? (1/2ページ)

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「仕事の邪魔になるから」と幼いわが子2人を殺害した32歳母親、批判殺到も「苦労は理解できる」との声も?

 子供は可愛くて、何ものにも代え難い存在だと実感する親は少なくないだろう。ところが、海外には、仕事のために子供を殺害した母親がいるようだ。

 海外ニュースサイト『BBC』は、英・ラグビーに住む32歳のシングルマザーの母親が、3歳と1歳5か月になる自身の娘2人を殺害し、有罪判決が下ったと8月2日に報じた。

 同記事によると、母親は、2018年1月15日に長女を殺害し、その18日後には次女を殺害した容疑で、事件から約2か月後に逮捕されたという。母親は、容疑を全面的に否認しているそうだ。検視官によると、娘2人の死因は、意図的に気道が塞がれたことによる窒息死と特定。次女の首には、圧迫時に発生する出血痕があり、母親の主張する自然死の根拠はないという。

 母親は、長女が亡くなった翌日、ネットで知り合った男性と会っていたという。母親は携帯から、母親の銀行口座に金銭を振り込む条件で、男性に性交渉を持ち掛ける内容のメールを送信していたことが、のちの警察の捜査で判明。他の複数男性とのメール内容からも、母親は売春で生計を立てていたと見られている。

 そのほか、母親の携帯には「テープを口に貼り、鼻を塞いだら、死ねるか?」「溺れた時に、人が蘇生できるまでの時間はどの程度か?」などのネット検索履歴が残っていたという。長女のお葬式の後、母親は、顧客と思われる男性と、楽しそうに携帯のfacetimeで話す姿が葬儀業者から目撃されている。検察側は、殺害動機について、「母親が生活のために売春を行うのに、娘2人が邪魔になったはずだ」と裁判で主張したそうだ。

 8月2日、裁判所は、娘2人を殺害したとして母親を有罪とし、32年の禁固刑を言い渡したという。

 このニュースが世界に広がると、「売春のために我が子を殺害するとは信じられない」「なぜ子供を産んだのか。一生刑務所の中にいて下さい」と母親への批判が殺到。しかし中には、「2人の幼い子供を1人で育てる苦労は理解できる。売春とはいえ、生活のためだったからね。なぜ支援を求めなかったのか疑問だが」と母親を慮(おもんぱか)る声もあった。

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