錦戸亮、退所後に「赤西仁&渋谷すばるの道」は進めない「大人の事情」

日刊大衆

錦戸亮、退所後に「赤西仁&渋谷すばるの道」は進めない「大人の事情」

 ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(享年87)の「お別れの会」が東京ドームで執り行われた翌日の9月5日、関ジャニ∞錦戸亮(34)が、グループからの脱退と、9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することを発表した。

 ファンクラブ公式サイトでは、「僕なりの形で、僕なりのエンターテインメントとは何なのかを、改めて考え、これからも発信し、恩返しできるように努めていきたいと思います」と、今後自分なりのエイターテインメントを追求していくという趣旨のコメントを発表している。

 9月12日発売の『女性セブン』(小学館)では、グループ脱退と退所までの経緯と、10月以降の錦戸の活動について記事を掲載。

 昨年の秋からメンバー全員で話し合いを続け、今年3月には錦戸の脱退と退所という結論を出したという。その間、メンバーは錦戸に残留を提案したり、一定期間活動休止するという話も出したが、錦戸の脱退と退所への意志は固かったと『女性セブン』では伝えている。

「錦戸は2011年11月には、父親を代表に据えた個人事務所を設立し、脱退が合意に至ったとされる今年3月には、公式サイト用に『nishikidoryo.com』というドメインを取得したと関係者の間ではささやかれています。『女性セブン』の記事によると、9月末の退所を待つことなく着々と退所後の準備を進めていて、10月1日にはサイトをオープンさせ、即ソロ活動をスタートする可能性もあるといいます」(芸能記者)

■錦戸はワーナーと契約できない?

 さまざまなメディアで報じられているが、錦戸はソロ活動にあたって、2014年にジャニーズ事務所を退所した、元KAT-TUNの赤西仁(35)を参考にしたり、アドバイスを仰いでいたとされる。

「錦戸は“赤西軍団”の一員で、赤西とともに、夜な夜な六本木や西麻布を飲み歩いていたという関係です。また、赤西は退所後、ソロアーティストとして活動。ファンクラブも立ち上げ、数万人の会員から年会費5000円を集めており、それだけで年に1億円近くの収入だといいます。赤西の成功例もあり、錦戸は脱退と退所を決意したのではないでしょうか」(前出の芸能記者)

 2018年いっぱいで関ジャニを脱退し、事務所を退所した渋谷すばる(37)も今年4月に、入会金1000円、年会費4500円のファンクラブを開設。3日間で会員数が3万人を超え、単純計算で1億6500万円の集めたとみられる。

『女性セブン』では、赤西がワーナーミュージック・ジャパンからCDをリリースしていることもあり、錦戸も退所後は、赤西の音楽人脈を頼りにするのではと『女性セブン』は報じている。

 音楽プロダクション関係者はこう話す。

「渋谷も10月9日に、ワーナーよりファーストアルバム『二歳』をリリースしますからね……。

 ただ、さすがに錦戸までワーナーと契約するということはないと思われます。実は、渋谷がワーナーと契約することが決まった際、ジャニーズサイドといろいろ話し合いがあったといいますからね。ワーナーは、ジャニーズ退所組では元SMAPの『新しい地図』とも契約しています。『新しい地図』、渋谷に加え、錦戸までも抱えたら、ジャニーズとの“全面戦争”も避けられないのではと。これ以上ワーナーが、ジャニーズを辞めてきたタレントとすぐに契約することはとても考えにくい。だから錦戸は、ワーナー以外のレコード会社とコンタクトを図るのだと思いますが……」

 錦戸のソロデビューはいつになるのか、そしてどのレコード会社から楽曲をリリースすることになるのか。その成り行きが注目される。

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