どんだけ恐ろしい?江戸時代、一般素人の主婦や娘たちが売春することを「地獄」と呼んでいた (3/3ページ)

Japaaan

茶屋で売春?男色を売る男娼までいた?江戸時代には色んなタイプの茶屋があった

「地獄」という言葉からとても怖いイメージを持ちますが、実は「地獄」という名前は、仏教の世界観である怖い地獄とは違います。

諸説ありますが、素人の女性のことを”地女”または”地者”と言い、「地女の極内々のこと…」という意味で「地獄」と呼ばれていたり、「地女(素人)の中でも極上の…」という意味で「地獄」という言葉が使われていました。

ちなみに”地獄”と”遊女”というキーワードから、室町時代の遊里に存在したと言われる伝説の遊女「地獄太夫」を連想する人もいるかと思いますが、地獄太夫とは特に関連性はないようです。

伝説の美しき遊女・地獄太夫。人々に愛された地獄太夫と一休禅師が与えた影響[前編]

参考書籍:江戸の売春(永井義男 著)

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「どんだけ恐ろしい?江戸時代、一般素人の主婦や娘たちが売春することを「地獄」と呼んでいた」のページです。デイリーニュースオンラインは、江戸時代遊女カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る