人生成功のポイント「直感力」を使える人・使えない人の違いとは (2/3ページ)
新しいことにチャレンジするということは、知らないこと、情報を持っていないことの中に飛び込むということですから、これまでに培った論理だけでは通じません。直感の力を使って決断したり、選択したりせざるを得ないんです。
――八木さんご自身は、直感力を使って大事な決断をした経験はありますか?八木:逆に直感で決めていないことなんてあったかな、と思うくらい、直感で決めています。だから悩むことはないですね。
大きな決断ということでいうと、以前に『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』という本を出したのですが、その本を書くにあたって当時勤めていた富士通を辞めたことです。本を出すから会社を辞めるっていうのは論理的にはあまりつながらないですよね。
――そうですね。本が売れてお金持ちになったから会社を辞める、ならわかりますけど。八木:直感で決めたことって周りから見ると不可解なことが多いわけですが、本人はまるで迷っていないんです。この本の時もそうでした。2015年の9月に本の企画が通って出版が決まったその瞬間に「あ、会社辞めなきゃ」と思ったので。
――まさに直感ですね。八木:すぐに上司に辞めることを言って、半年後に退職という流れになりました。たぶん「辞めたらこの先の人生どうなるんだろう」というような迷いが少しでもあったら、こういう選択はしなかったはずです。その時の私に迷いはまったくありませんでした。たぶん、迷わない直感こそ本当の直感なんですよ
――執筆やプロモーションに必要な時間を確保したいから退職しよう、というような論理側のプロセスはなかったのでしょうか?八木:それは辞めるというアイデアの後で考えましたね。「辞めることにしたし、執筆やプロモーションに時間を使えるな」という感じで。
――本の中で「2025年には直感力が最重要の能力になる」としています。これはなぜでしょうか。八木:「雇用の未来」という、オックスフォード大学で2013年に発表された論文では、10年~20年後のアメリカにおいて、どの仕事がなくなりどの仕事が残るという予想がなされました。