「親に挨拶行ったのに結婚してくれない」彼の本音は?

ハウコレ

「親に挨拶行ったのに結婚してくれない」彼の本音は?

彼を不安そうに見つめる彼女

「男性の気持ちがよくわからない」「そもそも良い出会いが無い」「長続きしない」など恋に悩んでいる女性の質問に結婚相談所の現役・元カウンセラー3名が座談会形式で回答しちゃいます。



【恋愛カウンセラー】 三島光世結婚相談所ganmi異業種交流会レパン代表 三島光世。メディア出演多数、分析力に定評のある婚活アドバイザーとして注目される「エキサイトお悩み相談室」「恋愛ユニバーシティ」相談カウンセラー。『「普通」の結婚が、なぜできないの?』が発売中。 日下朋子恋愛アドバイザー、PR&マーケティング プランナー 日下朋子。多数の座談会を主催することで、今の時代の恋愛パターンを日々収集している。「かわいい、イケている、美味しい、モテたい」の4要素にこだわり、企業のコミュニケーションプランを考えるプランナー。

戸田まりビジネスプロデューサー 戸田まり。人と人とがゆるくつながる「TOKYO WINE PARTY」を主宰。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科にて「怒りの感情」について研究中。



第二回目は24歳女性からの恋愛の相談。彼氏と同棲し、彼女の親に挨拶に行ったにも関わらず、彼が全く結婚を考えていないようです。こんな彼との距離感はどう取るべきなのでしょうか?

■【相談】

24歳OLです。同棲している彼氏がいますが、結婚をする気がなさそうです。私の両親にも挨拶にも来たし、二人の連名で部屋も借りたのに、彼も私も転職して忙しいからなのか「結婚はいい」と言い出す始末です。正直性格的に合わない部分もあるのはわかっていますが、それを越すレベルで顔が好きで、一緒に歳をとっていきたいと思っていたのに、なんでそんなことが言えるんだと悲しくなっています。私も彼の期待に応えられていない部分があるのは承知ですが、そこを彼に合わせて好かれようとする行為は、彼の求めている「自立した彼女」と近しくないものだと思うので、もうどうしたらいいかわからないです。





日下「自分がどうありたいかよりも、彼に合わせることにすごく一生懸命になっていていて、すごく辛さがあると読んでいて思いました」

三島「わたしはね、そもそもこれは別れた方がいいと思っていて」

日下「えっ!!理由は?」

三島「だって、彼が求める自立した女性じゃないんでしょ?この相談者の方は。あと、24歳なので人生これから。一概にはいえないけど、いまの段階では未知数じゃん」

戸田「なんの挨拶に行ったのかって?ことも気になりますよね」

三島「親への挨拶が気軽な人いるから。ただ単に付き合ってます!ってことなら、なんの責任もない。あと、部屋についても2人の連名で部屋を借りて、男は、ただ単にお金が浮く程度しか考えてないと思うよ」

日下「男性からしたら、すごく都合がいい感じってことですかね?」

三島「この『転職してうんぬん』っという言葉、本当に男性って言うんですよ。仕事が忙しいとか女性も言うかもしれないけど。断る言い訳でしかない」

日下「私も離婚する前、旦那が転職したんですよ。で、子供についてはもうちょっと3年後にずらそうと言ってきて。まだ私も若かったからまーいいやって思っていたんですけど、よく考えたら、こういうことを後回しにする人だってことに気付いて、離婚したんです」

戸田/三島「そう、そう、そう。なのでこの男性も『後回しする人』のような気がする」

日下「転職して忙しいってことは、『結婚を辞めよう!』っていう理由になるんですかね?」

三島「すっごい忙しい人って世の中にはいるんですよね。でもご飯行って、お風呂にも入っているじゃないですか」

戸田「だから、これは完全に言い訳だと思う」

日下「じゃあこんな彼に対して、1.おさらばする 2.彼に向けてなにか行動を起こす 3.並行して新しい恋愛活動する の三択ならどれを選択すれば良いでしょう?」

三島「1.おさらばする かな。私はこの人と付き合い続けなくても良いと思う。24歳だし別れるのがオススメ。彼女自身も本当にどうしたいのか、まだわかってないじゃん。『自立している彼女がいい』って言っている彼氏なんだったら、あなたは自立してないんだから、付き合っていちゃダメだよね」

日下「そうですねー。自立してないですからね、まだ」

三島「自立は自立したい人がすればいいって思います」

戸田「私は、これから、自立した彼女になればいいじゃないのと思いますね。まだ24歳でしょ。遊びにしたってこれからじゃない?」

日下「20代って、これからどういう風に自分が生きていくか模索しながら生活していると思うんですけど、そういう過程でこんなレッテルを貼ってくる人たち、は無視するに限る。『お前はこんな風にしか』とか、『これしかできないだろう』とか言う人。この彼は、そういう感じなのかなと思ってます」

三島「どうせ自立できないだろうって決めつけている人いますよね」

日下「そうですそうです。そういう人は付き合うのに適した人ではないと思ってるんですよね」

戸田「男性も自信がないと思うんだよね。仕事が忙しいとか言っちゃって、自分のこともできてないのに、彼女には自立しろって」

日下「自信が無い者同士が付き合うことで、いいことって起こるんですかね?(苦笑)負しか生まれないように見えちゃう」

戸田「組み合わせとタイミングだよね。タイミングによってすごく二人が力を合わせてうまく行くことがあると思う。で、この相談内容だったらもう同棲もしているし、変更するのが面倒くさいから、ちょっと別人になってみて、彼の気を引きながら、別の男を探す。彼がいいなーって言っている、自立した女性みたいになればね。そうしたら、彼が夢中になるはず」

三島「そもそも『自立した女性』ってなんですか?経済面のこと?(笑)」

日下「精神じゃないですか?」

三島「精神的っていうのもまた違うのよ」

日下「どういうことですか?」

三島「私の仕事上、目の前にくる人は『親や友達の意見に左右されていて自立してない』タイプが多いかな。私の婚活の本にも詳しくその話を書いているんだけど」

日下「宣伝上手(笑)」

三島「(笑)。私自身も過去そうだったんですよね。20代の時、親が『専業主婦がいい!』と言うのを真に受けて、それを目指してた。『あれ、なんか違うな?』って思ったのは30歳くらいで、そこから私は私の人生を歩もうと決めて楽になったよ」

日下「24歳ってことは、まだまだ」

三島「なんとでもなるし、迷うんだよーまだまだ。本当24歳のときはなにも考えてなったよ。悩めばいいよ。それで自立する可能性だってあるんだし」

戸田「彼をこのままキープしつつ、自分も成長する。そうするうちに、この相談者は『彼なんてしょうもない男だった』と気づいていくタイプだと思う。ただし、予想なので自己責任でね」





■ 【結論】

・自分が第一。相手が望む女性になろうしないでおこう。・また、親、友人の意見も参考にするが、最終的には自分で決めよう。・生活の中で小さい行動、発見の積み重ねで自分の方向を定めよう。・今の彼氏があなたの成長に寄り添ってくれるかを見極めよう。・彼氏が寄り添ってくれるならキープ。寄り添ってくれないなら、さよならするのも選択肢の一つ。

「こんな時は、恋愛ポリスにご相談!」、次回は2/16(土)に更新。お楽しみに!

(ハウコレ編集部)(古泉千里、小南光司/モデル)

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