独断と偏見で選ぶ、エンディングに流れる主題歌がカッコよすぎる映画6選 (4/4ページ)
画面が闇に沈むとThe Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)の『Paint It, Black(黒くぬれ!)』が高らかに流れ始めるという強烈なエンディングです。本作のエンディングソングにこれ以上のものはないという選曲で、この幕切れ以上にかっこいい映画はちょっと見当たりません。
※2
正確には「ミリタリー・ケイデンス」という、軍隊で訓練のときにみんなで歌う歌で、『ミッキーマウス・マーチ』の替え歌になっている。
『悪霊島』のエンディング曲
『悪霊島』(1981年)は、悪霊島と呼ばれる刑部(おさかべ)島で起こる連続殺人事件に名探偵・金田一耕助が巻き込まれるというお話。金田一さんの登場する物語では、たいてい日本土着の「古くからの因縁が」とか「血の怨念が」といった筋立てが多いのですが、本作ではなんとThe Beatles(ビートルズ)の楽曲を使用しています※3。
金田一さんが島を去っていくラストシークエンスにビートルズの名曲『Let It Be(レット・イット・ビー)』が流れるのですが、日本の風景と去りゆく金田一さんの姿に実にハマって見えます。哀感、無常感を感じさせつつ非常に格好いいので、このラストシークエンスだけ何度も再生してしまうほどです。金田一もののエンディングソングとしてビートルズは異色ですが、名曲の力を改めて感じさせる素晴らしい終幕となっています。
※3
映画公開時、VHSソフト発売時にはビートルズの音源を使用していたのですが、その後著作権の使用期限が切れたようで、現在DVDで発売されているソフト『悪霊島』はオリジナルの音源を使用していません。残念ながら他のアーティストがカバーした『レット・イット・ビー』(と『ゲット・バック』)を使用しています。
エンディングソングに作品のテーマを語らせるといった演出はよくあります。あまりにそれがいき過ぎると「やりすぎかな」と感じたりもするので、加減が大事なのですが、今回ご紹介した作品は、どれもエンディング曲が流れるラストシークンエンスは必見です。
もし未見の作品があれば、ぜひご覧ください。ラストだけ何度も見てしまうかもしれませんよ!
(高橋モータース@dcp)