９月１７日、「伯方の塩 二代目声優オーディション」の結果が発表され、福岡を中心に活動中のアコースティックユニット・Ｎｏｖｅｍｂｒｅさんがグランプリに輝いた。

　Ｎｏｖｅｍｂｒｅさんの作品は、柔らかな曲調とあいうえお作文の歌詞が印象的で、フォロワーからは「おめでとうございます　斬新ですね」「新しい伯方の塩が始まる予感です」といった反響が寄せられている。

　同オーディションは、今年の５月～１０月にかけて「は・か・た・の・しお」のフレーズを歌う新たな声優をツイッターで募集し、話題に。特別審査員には、人気番組『逃走中』『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』（ともにフジテレビ系）の企画を手掛けた高瀬敦也氏が参加し、伯方塩業や代理店とともに厳選な審査が行われた。

　グランプリを受賞したＮｏｖｅｍｂｒｅさんの作品について高瀬氏は「応募作品の中でもっとも“伯方の塩”のブランドを的確に表した作品だと思います。“伯方の塩”は、家族や家庭にそっと寄り添い、気付かないうちに家族の一員となっている、そんなブランドだと思っています。幸せな家庭を伯方の塩が作ったわけではないですが、その家族に伯方の塩が一員として存在しているということを、歌詞と曲調のバランスの良いマッチングによってうまく表現されていると思います。シンプルな詩は難しいものですし、それを心地よく聞かせることは簡単にできることではないと思いますが、その難題を上手く消化しており素晴らしいです」とコメント。

　同じく審査員を務めた伯方塩業も「フレーズのやわらかい歌い方が印象的でした。６文字のフレーズ・同じ曲調でも大きくイメージが変わり、心地良く聞けました。あいうえお作文の歌詞は思わず口ずさんでしまう素晴らしい作品です」と称賛した。

　また、同社代表取締役社長・石丸一三氏は「企画段階では『どのくらいの応募があるのか』と心配しましたが、スタート直後から私たちの予想をはるかに上回り、最終では２,６３９件のご投稿がありました。『は・か・た・の・しお♪』のフレーズが皆様に愛されている結果だと嬉しく思っています」と語り「塩は人が生きていくために必要不可欠な食べ物です。