人生100年時代 失敗しない「家」の買い方のポイント (2/2ページ)

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その後、自分の生まれ育った地方都市にUターンしましたが、Aさんは購入したマンションを貸し、毎月20万円近い家賃収入を得ています。

Bさんは、同じく都心に20~30㎡台の狭小マンションを購入しました。購入後に結婚が決まり、マンションを売って新居の頭金にしようとしましたが、このような広さの物件は売買のマーケットが小さいため、なかなか売れません。また、購入して数年経過し、売れる価格は買値の60%程度になっていました。

単身者の場合、購入時は独身でも、その後結婚などをきっかけに賃貸や売却に転じるケースが多く、また実家の都合や親の介護といった理由でUターンする可能性もあります。だから、物件を購入するなら「将来のことを考えて、売りやすく、そして貸しやすい物件」というのがポイントとなります。

■リノベーション物件の買い方の極意と注意点

最近注目を浴びている住宅の一つに「リノベーション物件」がありますが、この人気の物件を購入するにあたって見逃してはいけない点とはなんでしょうか。

たとえばマンションの場合は、建物の専有部分と共用部分とをしっかり分けて判断することが大事で、特に、遮音性や建物全体の修繕の対応などは見逃してはいけません。

古い建物は、古いゆえに価格も安いわけですが、人間と同じように年をとればいたるところに問題が生じ、何かとお金がかかります。「そういったことを前提とした価格の安さでもあるのだと認識したうえで、購入の是非を決定すべき」と著者は指摘します。

このように、本書では必ずしも不動産を買うことをすすめているわけではありません。「事実と真実をわかりやすく伝えたうえで、その結果が『家を買わない』という選択でもいい」と、著者は言います。

本書では、先述の「将来のことを考えて、売りやすく、そして貸しやすい物件」の具体的な見つけ方を含め、 “家を買いたくなったら”、知っておきたい情報、知っておかなければいけない情報が満載。

「令和」を迎えたこの時代に、一生において、いちばん高価な買い物であろう「家」にどう対峙したらいいのか、少なくとも失敗しないためにはどうしたらいいのか。本書から多くのことが学べるはずです。

(新刊JP編集部)

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