観客もだまされる! コンゲーム映画の傑作5選 (2/3ページ)

学生の窓口

実際にあった詐欺事件を基にしており、負け犬たちの一発逆転劇と思わせて……というひねりの利いた作品です。ラストをどう解釈するかで主人公への見方(評価)が180度違ってしまうのが面白い点です。

ちなみに本作用にイギー・ポップが書き下ろした『GOLD』は、第74回ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされるほどの名曲!

『探偵スルース』(1972年)※日本公開は1973年

有名なミステリー作家アンドリュー・ワイクは、妻の不倫相手マイロ・ティンドルを自身の屋敷に招きます。びくびくしながら赴いたティンドルでしたが、ワイクは「妻の宝石類をきみに盗んでほしい」と言うのです。

ワイクは妻の浪費にほとほと困り果てていました。宝石を盗んでくれればワイクには保険金が入り、貧乏なティンドルには宝石が手に入って助かるだろう、というわけです。
ティンドルは提案に乗ってしまうのですが、実は……というストーリー。

ワイク役のローレンス・オリヴィエと、ティンドル役のマイケル・ケインの素晴らしい演技と見事などんでん返しが堪能できる佳作です。2007年に本作のリメークが行われていますが、この1972年版のほうから見てみることをおすすめします。

『スティング』(1973年)※日本公開は1974年

若い詐欺師フッカーは、仕事の師匠であるルーサーと共にモットーラというチンピラをハメて大金を巻き上げます。ところが彼らが奪った金は、ロネガンというギャングの大物のものでした。そのためルーサーは殺されてしまいます。

なんとか逃げ出したフッカーは、ロネガンとの因縁を持つ老練な詐欺師ゴンドーフと会い、一緒にロネガンに復讐することを持ち掛けます。フッカーとゴンドーフはロネガンを引っ掛ける計画を練るのですが……というストーリー。

コンゲーム映画の代表作といえばこの『スティング』。「細工は流々、後は仕上げを御覧(ごろう)じろ」を地でいく作品で、その面白さは今見ても色あせていません。ラストの仕掛けにはあっと驚くこと請け合いです。

また、フッカーを演じる若き日のロバート・レッドフォード、いぶし銀のゴンドーフを演じるポール・ニューマンの格好良さを堪能できる作品でもあります。

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