観客もだまされる! コンゲーム映画の傑作5選 (3/3ページ)

学生の窓口

『F/X 引き裂かれたトリック』(1986年)

ロリー・タイラーは映画業界でも天才と呼ばれる特殊効果マン。ある日、司法省のリプトンという男から奇妙な仕事が舞い込みます。裁判で証人として立つ予定のデフランコの暗殺偽装を行ってくれというのです。デフランコは大事な証人ですが、暗黒街の組織から狙われており、組織から守るために「死んだことにしたい」という話でした。

ロリーは見事に殺人事件を演出してみせるのですが、その直後リプトンに殺されそうになります。リプトンと彼の上司はロリーをハメたのでした。目的はデフランコの持つ1,500万ドルもの金。命からがら逃げ出したロリーはリベンジを行う……というストーリー。

見どころは、リベンジ実行の際にロリーの繰り出す特殊効果の数々。CGのない時代の特殊効果マンの「腕」には驚かされるでしょう。また、痛快なラストとその切れ味の良さが素晴らしく、誰もがにやりとする結末です。ラストシーンから流れ出す「Just An Illusion」という曲も本作を印象的にしています。


純粋なコンゲーム映画ではなくても、コンゲーム的な要素を持つ映画はたくさんあります。敵役を痛快にペテンにかけるシークエンスがあれば、それはコンゲーム的な要素といっていいでしょう。

例えば『ミッション:インポッシブル』シリーズなどは、コンゲーム的な要素がたくさん詰め込まれた作品ですね。コンゲーム映画にはすっきり爽快な気持ちにさせてくれる作品がそろっているのでおすすめですよ!

(高橋モータース@dcp)

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