パチンコ銭形平次、ルパン、北斗の拳…秋の新台の狙い目は?【ギャンブルライター・浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 今年の秋はCR時代に大ヒットした機種の後継機が目白押し。というか、ヒット機の焼き直しは今年全般にいえるトレンドですね。

 9月アタマにリリースされた新台は、かつてなら、タイトル一つ一つが1店あたり、単体でひとシマまるごと20台~複数シマで計100台なんていう規模で導入されていた錚々たるラインナップで、メーカーも他社の本命リリースとタイミングが被らないようにしていたものでした。そんな大物が同時にリリースされるというのが、いかにパチンコの新台が弱くなったかを物語っています。

 ちなみに主なラインナップはこんな感じ。

『P銭形平次2(高尾)』
『Pルパン三世~神々への予告状~(平和)』
『P北斗の拳8覇王(Sammy)』

 この中で狙い目は、まあ一旦は「全部」ですね。店での調整も、全台アケから全台シメまであり得ます。そこから色々と店側の試行錯誤やファンのリアクションが加味されて、シマに定着するか即消えするか、進路が分かれていくでしょう。なので最初はガラガラポンの要領で好きな台に座ったらいいと思います。試しに打って渋けりゃ即ヤメ、これで行きましょう。

■タイプ別指南8「辛抱強い・飽きやすい」

1)データ派・直感派
2)1台をずっと打つ派・フットワーク派
3)ハイリスクハイリターン派・ローリスクローリターン派
4)財力がある・無い
5)平日派・休日派
6)短時間派・長時間派
7)郊外・都会
8)辛抱強い・飽きやすい

 シリーズでお届けしている、タイプ別の指南も今回でラスト。最後は(8)「辛抱強い・飽きやすい」です。辛抱強いことは、強みか弱みか? バクチの根幹に迫ります。

■辛抱強いことで勝ちのピークや逃げどきを逸する場面も多い……

 辛抱強さは、バクチ全般で強みとされていますし、アベレージも安定しやすいといえます。すなわち、ギャンブルにおいては才能の一つ。ただし、周りから見えるあなたの「強い・うまい・相当勝ってる」という印象と、実際のあなたの収支や心境には、かい離があるはず。というのも、こういった性格の人って、収束されてけっこう確率通りのチャラ付近しか勝ってないわけです。なので、周りから見えるアナタの「出してる」は、「死ぬほど負けた後に噴き返してチャラ」や「いきなりパーっと出た後に、プラスをどんどん減らしてチョイ勝ちで終わる」なんてことが主流。

 なまじ上手いからゆえに勝ち額が少なくなります。実際、ヘタな人の方が金脈を掘り当てて派手に勝ってたり、すぐキレてやめちゃうから負けも少なかったりする、ギャンブルはそんなもんでもあります。

 そんな辛抱強い方にオススメなのは、ズバリ「ベースの甘い台」。これに尽きます。

『ジャグラー』『海系』『真・北斗無双(旧)』など、波が荒い・穏やかとかには頓着せず、ひたすらベースが甘いといわれている台を狙って、クギや設定の調整が期待できる日にじっくりと打てば、銀行の利息のように地味に地味にプラッていくことでしょう。

■飽きっぽいことも取り柄!

 一方、飽きっぽい性格の人がダメなのかといえば、一概にそうでもありません。バクチにおける悪手とは、いい台を捨てて悪い台に移動することですから、いい台を移動している分には全く問題ありません。なので、こちらのタイプの人もまた、オススメ台というのは特になく、条件のよさそうな日に好きな台を打てばいいと思います。「飽きたときが一番のヤメどき」、これ案外真理ですよ。

 というわけで、一休さんのとんちみたいですが、最後の項目は「辛抱強くても飽きっぽくても両方正解」です。楽しむ範囲で好きなように遊んでください!

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