テリー伊藤対談「オスマン・サンコン」(4)奥さんとの夜の生活は… (2/2ページ)
サンコン あと、セックスのうまさかな。やっぱりモノがいいし(笑)。
テリー ええっ、何がそんなにいいの?
サンコン やっぱり長さだよね、アハハハハ! 今も週2~3回はやっているからね。
テリー 言ってることは中学生レベルだけど(笑)、それは確かにすごいわ。その元気で、これから何か目指していることなんかはあるんですか。
サンコン 今はギニアに日本語学校を建てたい。僕の愛する日本のよさ、特に日本人の器用さを教えられたらいいな。
テリー うーん、ギニアのよさを伝えるほうが地元には有益なんじゃないの。
サンコン ギニアは西アフリカでいちばん地下資源が多い国なんですよ。ボーキサイトは世界2位、それに金とダイヤと鉄鉱石も。だから、ギニアの資源と日本の技術がマッチすれば、ギニアはもっとすばらしい国になると思っています。
テリー サンコンさんのお兄さんは向こうで大臣を務めているんでしょう。ここは一緒に手を組んで進めていけばいいんじゃないの。
サンコン そう、あとは太陽光なんかの自然エネルギーや医療問題も。僕も5歳までは足が速くて、すごくサッカーがうまかったの。でも右脚に大ケガをしてアキレス腱を切っちゃって。治療をちゃんとされなかったせいで足が曲がったままになって、今でも障害者手帳を持っているんだ。
テリー そうか、そういう意味では医療の充実は確かに大切だ。でも、それをきっかけにして、今のサンコンがあるわけだからね。
サンコン うん、僕も今がいちばん幸せだから、全然大丈夫。これからも頑張って、日本とギニアをもっと明るくしていきたいね。
◆テリーからひと言
いつも明るくて、会うと元気をもらえる人だよ。ぜひ来年のオリンピック・パラリンピックでは聖火ランナーをやって、団塊の世代を大いに励ましてほしいな。