お酒を飲んでないのに酔っぱらう。体の中で勝手にアルコールを作りだす腸内細菌の存在が明らかに(中国研究) (2/3ページ)
そうした人は、困ったことにご飯などを食べただけで酔っ払ってしまうのだという。
そこで研究チームのユアン・ジン氏らはこれらの症状を持つ患者を診察した際、まず腸内イースト菌の検査を行った。ところが、結果は陰性だったらしい。

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・通常の4~6倍ものアルコールを生み出す変種の腸内細菌を発見
そこで患者の大便を調べてみると、普通とは違うクレブシエラ・ニューモニエという細菌が発見された。
この細菌は腸内細菌としては特に珍しくもないが、その患者の場合、どういうわけか通常の4~6倍ものアルコールを作り出す変わり種だったのだ。
つまり、この新しい細菌もまた飲まなくても酔っ払ってしまう症状の原因であるかもしれず、さらには長期的な飲酒によるものと同じ症状をきたす肝臓病とも関係がある可能性が疑われた。
そして今度は非アルコール性脂肪性肝疾患者43名と健康な人48名の大便を調べたところ、患者の6割の腸で高度から中度のアルコール生産能力を持つ例の細菌が発見された。
一方、健康なグループでは6%のみで、この変種と非アルコール性脂肪性肝疾患との関連性を強く臭わせる結果が得られた。
なお、今回調査の対象となった人の中に腸発酵症候群の人はいなかったとのこと。