ザ・ドリフターズ 仲本工事が明かす「全員集合」裏話(5)「55号」に対抗した「全員集合」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 63年には始まったばかりの「大正テレビ寄席」(テレビ朝日系)に、コメディーバンドのドリフがよく呼ばれて、評判になりました。TBS系では土曜昼に「ドリフターズドン!」という番組もやるようになって、徐々に人気が出るようになっていた。そんな中で68年に始まったのが「コント55号の世界は笑う」(フジテレビ系)です。「全員集合」はこの裏番組として、プロデューサーの居作昌果さんが企画したもの。ただ、ボクらは当時、渡辺プロの社員だから、新しい番組が始まるんだといった程度の感覚しかなかったけど。

 最初は放送作家の先生が台本を書いて、ボクらはその通りにやっていました。でも、それじゃ面白くならないというので、いかりやさんがプロデューサーと話をして、自分たちで考えたコントをやるスタイルに変えていったんです。

峯田淳(コラムニスト)

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