LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 オジサンだって、輝きたいんです!!「シンクロ・ダンディーズ!」 (1/2ページ)
早く本格的な秋になってほしいと願う私。残暑厳しい中、お仕事お疲れ様です。
ここでは、できるだけミニシアター系の作品を紹介しようと、いつも探してます。なぜならば「LiLiCoさんが紹介した映画を、見に行きましたよ」と声かけられるのは、だいたい男性だからです。私がナビゲーターを務めるラジオ、J−WAVE『ALL GOOD FRIDAY』も40代男性の聴取率が一番多い。驚きとともに感謝です!
そんな中、色んな作品を見ていて「オッ! これは週刊実話にピッタリだ」と思ったのが、『シンクロ・ダンディーズ!』です。
皆さん、張り切って仕事に出かけていると思いますが、たまに疲れてしまいますよね。冒頭の主人公の平凡すぎる日常、大手企業の会計士として働くエリックは、毎日が自宅と会社の往復。一方、政治家である妻のヘザーがみるみる成功し、人とのお付き合いも多くなります。男性とのお酒の場も増え、充実した仕事ぶりのヘザーに嫉妬を覚えるエリック。ヘザーに当たり始める上に、息子とも波長が合わなくなり、家を追い出されホテル暮らしをすることに。そんな時、エリックは、日課として通ってるプールで男性のシンクロナイズド・スイミングチームと出会います。彼らのフォーメーションを見て放った言葉が、「1人減らさないとフォーメーションはうまくいかないよ」という会計士ならではの一言。すると「減らさずにあなたが入ったら?」と言われ、自信はないがメンバーになる羽目になるのです。
上手になりたいと女性のトレーナーをつけたのですが、これが、思った以上に鬼コーチ! そのトレーニングは必見! そして会計士の特技である計算で、さまざまなフォーメーションを生み出すエリックの挑戦したい気持ちが、みんなに伝染していきます。
山あり谷ありでも、大きな大会を目指すオジサン体型のチームは見ていて応援したくなります。とにかく一生懸命なのがカッコいい! それぞれ問題も抱えていても、唯一、忘れられるのはこの練習の時。
この作品、私の故郷、スウェーデンの男子シンクロチームが世界選手権で成功を収めるまでを描いた実話なんです。