嘉納治五郎の最期。なぜIOCは彼に一目置いたのか「いだてん」第37話振り返り (2/2ページ)

Japaaan

嘉納不在のIOC総会もドラマ中で描かれましたが、外国語を流ちょうにあやつる外交官がいかに演説しても、嘉納治五郎のようにはいきませんでした。

IOCで嘉納が一目置かれていたのはなぜか。それはそのころのIOCではすでに最古参となっていたこともあるでしょうが、人を惹きつける何かがあったのかもしれません。同意してくれた委員に感謝の気持ちを表し、礼を尽くす。そういうところも、彼が尊敬された一因だったのかもしれません。

嘉納の死後、東京オリンピックでついに柔道が開催されることが決まります。このとき柔道の開催に尽力したのが、嘉納を尊敬していたフランスのIOC委員・ピエトリだったのです。

嘉納治五郎は亡くなった後もオリンピックを動かすほどの影響力を持っていたのでした。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「嘉納治五郎の最期。なぜIOCは彼に一目置いたのか「いだてん」第37話振り返り」のページです。デイリーニュースオンラインは、嘉納治五郎いだてんオリンピックカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る