伝説のパチプロ集団「梁山泊」25年目の真実(5)2日続けて従業員が大流血! (2/2ページ)

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 そして病院で手当てを受けたあと、警察署にやって来た従業員と入れ代わるように私は釈放されたのですが、その従業員は担当刑事さんからボロカスに怒られていましたね(笑)。

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 高知県ではホール内の防犯カメラで身の潔白が証明されたが、ホール側と警察官が結託して逮捕しようと画策するケースは多々あったという。

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 古今東西、邦画でも洋画でも、飲食店や風俗店から恩恵を受ける悪徳警官がたびたび登場しますよね。全国のホールを4年も回っていると、そうした「お店の用心棒」のような警察官も実際、存在していました。ハチマキを巻いて──という感じで本気で捕まえにきましたね。

 北海道の繁華街で打っていると、刑事と数名の警察官がホールの事務所に入っていくのが見えました。するとしばらくして、店長を先頭にぞろぞろと出てくるわけです。何か企んでいるなと思っていると、「うちの店では、止め打ちはお断りしています」と、いわゆる「ハウスルール」を盾に難癖をつけてきました。その時はまず、副リーダーのMクンが店長と対峙しました。

「違法なことは何もしてないだろう」

「止め打ちをヤメろ!」「ハンドルにストップボタンがついてるやんか!」

「とにかくヤメろ! もう警察呼んでるからな」

「ナニコラッ、パクれるもんならパクッてみぃ!」

 その瞬間でしたね。そばにいた刑事が「脅迫罪だ。パクれ!」と。

「ハメられた」と思いましたが、あとの祭り。Mクンは警察署に20日間勾留されて、罰金刑を受けました。

「伝説のパチプロ集団「梁山泊」25年目の真実(5)2日続けて従業員が大流血!」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 10/10号梁山泊パチンコ警察ギャンブルエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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