緑色のヘビみたいな多肉植物「サンセベリア」がインスタグラムで大人気!
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緑のある暮らしというのは癒やされるものだし、自宅で観葉植物を育ててみようかな?と考えたりすることもあるはずだ。
しかし一口に観葉植物といってもさまざまでイルカみたいな形をしていたりホラーすぎる造形をしていたりする場合もあり、またちゃんと育てられるのかどうかも不安なところ。
そんな人に好評なのがサンセベリアである。見た目がユニークでしかも丈夫なため植物の世話があまり得意でない人でもたいていは大丈夫なのだという。
・70種類以上が存在するサンセベリアはインスタグラマーにも人気
インスタグラムでも大人気となっているサンセベリア。平たくて縞々の葉が特徴的だが、すべてがそうとは限らないようだ。
チトセラン属の多年草であるサンセベリアには70以上も種類があり、もっともよく知られている種は、"義母の舌"とも呼ばれるSansevieria trifasciataである。
ラテン語でtrifasciataは「3つの束」の意味で、葉の成長パターンにちなんでいるのだとか。
この投稿をInstagramで見るJen's???&???さん(@renoplantmom)がシェアした投稿 - 2019年 9月月29日午後3時39分PDT
キリンドリカ(Sansevieria cylindrica)という種類は、"ドラゴンの指"というニックネームもあるがあまり知られていない。
その名が示すとおり葉はフラットではなく円筒形で、厚さはおよそ2.54cm。まるで細い指の束が姿勢を正そうとして空に向かって伸びているように見えるのがポイント。
まっすぐに伸びてから先端がわずかに扇形に広がるものもあり、また葉を三つ編みのように編み込むことができるのも魅力のひとつだ。
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・水やりにも日当たりにもそれほど神経質になる必要なし!
幸いなことに、サンセベリアは世話が楽だ。ある程度ほったらかしにしていてもちゃんと育つ点は、ガーデニング初心者にもうれしいところ。
水やりは2週間に一度、成長シーズンではない10月から5月の間は水の量は少し少なめにする。なんと2ヶ月間、水やりを忘れてしまってもそれほどダメージのないケースもあったとのこと。
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もうひとつ覚えておかなくてはならないことは、サンセベリアは多肉植物だということだ。つまり、鉢の水はけをよくしておき、土が完全に乾くまで水はやらないでおくことが大切だ。
日当たりに関してもそれほど気を遣う必要はなく、あまり日の当たらない窓枠のところに置いておいてもちゃんと新しい芽が出てくるらしい。
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自宅にひとつ欲しいなと思ったら、地元の花屋や温室を訪ねてその目で実物を見てみよう。
そして、連れて帰って来たサンセベリアにかわいらしい、あるいはおもしろい名前をつけれあげればさらに愛着を持って育てられることだろう。
References:Mashableなど / written by konohazuku / edited by usagi