植物のように光合成する衣服が開発される。藻類を使用し二酸化炭素を酸素に変える(カナダ研究) (4/5ページ)

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image credit:designawards.core77.com

 まるでリネンのような素材に仕上げられた布地は、日光に晒されると活性化し、細胞呼吸を使用してCO2をO2に変換する生きた呼吸材料となる。

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 100%天然で生きている光合成繊維を使用した衣服は、植物のようにその世話の仕方に直接依存するため、手入れが重要な部分となる。洗濯には不向きで、使用者は週に一度衣服に噴霧するだけでいいそうだ。

 また、まとめて着用することで身近な環境も改善し、CO2排出量の規制にも役立つ。更に衣服を使い終われば、堆肥処分ができる。

 現在、このテキスタイルの使用は約1か月間が妥当とみられているが、適切に手入れされた場合、長持ちすることも可能だという。
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