反町隆史『相棒』寺脇康文を超え“ナンバーワン相棒”へ

日刊大衆

※画像はテレビ朝日『相棒』公式ホームページより
※画像はテレビ朝日『相棒』公式ホームページより

 今回で『season18』となる、水谷豊(67)主演の大人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)。「次の相棒は誰だ」と話題になるのも、毎年恒例、ファンのお楽しみのひとつとなっている。そして今回は、反町隆史(45)が前回に引き続き登板。反町はこれで5期目となり、初代・相棒役を8年間務めた寺脇康文(57)に次ぐ歴代2番目の長さだ。

 しかし、正直、反町がここまで堅実な俳優力を発揮しようとは。ルックスで売り出したアイドル的俳優から、今ではすっかり知性を漂わせた実力派へと成長した。決して滑舌がいいほうではなく演技派とは言えなかった反町だが、『GTO』(フジテレビ系)の頃から、不思議と「彼なら楽しませてくれる」信頼感と愛嬌と安心感がある。

 今年の8月19日には彼のブレイクのきっかけとなった『GTO』の再放送がスタートし、反町隆史の名がトレンド入りするほど絶賛の嵐に。今も昔も変わらぬ人気があることを証明した。今回の相棒も「GTOの鬼っちが、今や特命係だもんなあ」と、役を飛び越えて見守りたくなる。

 ルックスもスタイルも、どんどんダンディにグレードを上げていく反町。今回の相棒も反町の続投に歓喜する書き込みが多数あがり、相棒ファンからの支持も絶大だ。『相棒』は昨年あたりから「5年以内に幕引きを迎える」説もささやかれていてファンとしては寂しいが、5年は短いようでなかなか長い。あと一度ぐらい交代があるかもしれないが、もうこのまま相棒は反町で突っ走ってほしい。

■船越英一郎の参戦で期待される“崖シーン”

 そんな『season18』の初回は、テレビ朝日開局60周年記念スペシャルとして『アレスの進撃』が放送される。ゲストは船越英一郎(59)。サスペンスの帝王が『相棒』に乱入とあって、これは見逃せない! しかも舞台は北の果ての離島ということで、予告では船越のホームグラウンドともいうべき「崖」が、しっかり映っている。彼の怪演が楽しみだ。もしかして片平なぎさ(60)も……と期待したが、さすがに2人が並ぶと世界観がサスペンスに傾きすぎるのか、彼女の出演はないようだ。

 そして、相棒ファンとしてなにより気になるのが、前シーズンに卒業した花の里の女将、月本幸子を演じた鈴木杏樹(50)に続き、誰が3代目女将となるのかだ。ネットでもさまざまな名が挙がっているが、その中でも期待したいのが芦名星(35)演じる『週刊フォトス』の記者、風間楓子だ。何かの理由で記者をやめて女将に……という展開は確かにミステリアスだし、芦名の着物姿は見てみたい。

 また、『season16』の第9話『目撃しない女』で、反町演じる冠城といいムードになっていた、キッチンカーの美女・新崎芽依が再登場するという線もなかなか捨てがたい。間違いなく料理は得意という設定だし、演じていたのは『下町ロケット』(TBS)や映画『七つの会議』などで近年注目度が上がっている朝倉あき(28)だ。これは、あるかもしれない。

 幕引きがささやかれながらも、まだまだ注目したいポイントがたくさんある『相棒』。今シーズンも期待できそうだ。(田中稲)

※画像はテレビ朝日『相棒』公式ホームページより

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