ダウンタウン『絶対に笑ってはいけない』今年は日テレエースが登板!

日刊大衆

ダウンタウン『絶対に笑ってはいけない』今年は日テレエースが登板!

 10月も半ばを迎え、今年も年末のテレビ特番についての話題も聞こえるようになってきた。

 大みそかの番組といえば、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』から生まれた『笑ってはいけない』シリーズ。いまや『NHK紅白歌合戦』に並ぶ存在となり、例年、民放トップの視聴率を誇っている。

 2006年の『絶対に笑ってはいけない警察24時!!』より、12月31日から1月1日にかけての年越し放送が始まり、昨年の『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』で13年目を迎えた。

 放送作家は話す。

「今年の大みそかにも『笑ってはいけない』シリーズの放送が決定しています。ただ昨年の『笑ってはいけない』は、第1部の平均視聴率が14.3%、第2部が12.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2017年の数字を3%前後下回りました。また、視聴者からの評判もイマイチ。“ここ数年で一番面白くなかった”“急にガクンとつまらなくなった。大きく変えたほうがいい”といった声が飛び交っていました。

 昨年の演出を担当していた方は、『笑ってはいけない』シリーズの数字を落としたという評価で、失脚したといいますよ。そして、今年は日テレのエース演出家であるT氏が担当することになり、視聴率のV字回復を図るようです」

 T氏は『行列のできる法律相談所』『世界一受けたい授業』『有吉反省会』など、日本テレビの看板バラエティ番組の総合演出を手掛けている。

「2007年の『24時間テレビ』では、チャリティマラソンのランナーとして、第1回の司会を担当した萩本欽一さん(78)にオファーをかけた人物です。“絶対に無理”だと周囲からはささやかれていましたが、T氏は本人に直談判し、OKをもらって結果、番組を成功に導きました。

 また、2017年の『24時間テレビ』では総合演出を担当しています。2017年のランナーはブルゾンちえみ(29)が務めましたが、放送当日の1時間前まで本人にも知らされず、共演者や視聴者にも公表しないという演出は、T氏によるもの。この手法が“誰が走るんだ!?”という視聴者の興味を引き、平均視聴率は歴代2位タイとなる18.6%を記録したんです」(前出の放送作家)

 今年も2017年の手法を引き継ぎ、放送当日まで4人目のランナーが伏せられ、開始から1時間半ほどたった頃、水卜麻美アナ(32)が走ることが明らかになった。

■松本激似のラグビー選手&闇営業問題も?

「T氏は面白い番組を作るためなら多少の無理はいといません。番組作りにかける意欲、とにかく面白い番組を作りたいという思いは、すさまじいですよ」(制作会社ディレクター)

 2014年1月の『AERA』(朝日新聞出版)のインタビューでT氏は、「よくできた番組と、面白そうな番組は別物。作り手が面白がれないような、無理も無駄も見えないような番組は、やっぱり面白くない」と語っている。

 そうなると、気になるのが今年の『笑ってはいけない』シリーズだ。前出の制作会社ディレクターが続ける。

「毎年、サプライズゲストが登場して出演者や視聴者を沸かせてくれますが、今年はラグビーW杯が盛り上がっていますから、ラグビーW杯開幕直前に金髪坊主にイメチェンして、ダウンタウンの松本人志さん(56)に激似と話題のプロップ中島イシレリ選手(30)が登場し、松本さんのモノマネを全力でやるなんてこともあるかもしれません(笑)。

 また、今年はお笑い芸人の“闇営業”問題が芸能界を席巻しました。極楽とんぼ加藤浩次さん(50)が登場してイジられるという展開は笑ってしまうでしょうね」(前同)

 日テレのエース演出家の手掛ける『笑ってはいけない』シリーズ。どのような仕掛けがダウンタウン、月亭方正(51)、ココリコの5人に降りかかるのか、今から大みそかが楽しみでならない!

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