彼女から「寂しい」と言われただけで正しく動ける男はいない (2/2ページ)
■■相手は小学生
よく、人にものを教えるときには、「相手が小学生だと思って」というスタンスが大切だと言われますが、私はこのことは、自分が好きな人に対して自分の気持ちを伝えるときにも当てはまるものだと思います。
とくに、気持ちや感情といったとてもとてもパーソナルなものであれば当然です。自分が10を話して、やっと相手に1が伝わるくらいのものかもしれません。
なんせ恋人は、お互いに「自分のどこが好きなの?」と聞きあうように、相手の自分に対する「好き」という感情すら十分には理解ができていないのです。私たちが「寂しい」と伝えたとき、その背景にある本当の気持ちなんて簡単に伝わるはずがありません。
だからこそ、自分が本当にわかってほしい気持ちを言葉にするときにこそ、相手を小学生や子供と思って、できる限り丁寧に伝える。丁寧すぎることはないと思って、精一杯伝えましょう。
相手により理解してもらいやすくなるというだけじゃなくて、他にもメリットはあります。
例えば、ただ「寂しい」とだけ伝えるのではなくて、自分が相手に対してどういう行動を求めているのかを言語化しようとするプロセスの中で、「あ、自分はこういうことを求めていたんだな」と、我ながらハッとすることもあるはずです。
そうすれば、ただなんとなく自分の心の中にあるモヤモヤを、モヤモヤしたまま相手にぶつけて困らせてしまうみたいなトラブルも減っていくんじゃないでしょうか。
自分が望む恋をするには、場面場面での自分の気持ちを正しく伝えること、そしてそのためにまず、自分の気持ちをなるべく正しく理解することができるようになることがすごく大切なんですよね。そうしないと、「自分が望む恋」がなんなのか、そのために自分がまさに今何がほしいのか、相手も自分もわからないままかもしれませんから。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)